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誰かを救うためなら我慢しろ?
本日の朝日新聞朝刊に、またまた、げんなりする記事を発見。駅での自殺防止対策に関する暇ネタです。
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まず、記事の中盤に、
「総武線の駅では昨年から自殺防止のため『自律神経にやさしい音楽』を鳴らし始め、それに対する利用者からの『音が大きい』という苦情を受け、今年8月からはモーツァルトやショパンの音楽を鳴らすようになった」
とあり、左側の囲みには「自律神経にやさしい音楽」を監修した心療内科医・牧野真理子という人のコメント、
「音楽の効果は検証しづらいが、誰かは救われているはずだ」
が載っています。

はぁ……。
総武線の駅を利用する機会はほとんどないので、こんな音楽が鳴らされるようになっていたとは知りませんでした。記事には「総武線の駅では」としか書いてありませんが、具体的にどの駅なんでしょうかね。まさか全駅?

「この音楽は自律神経にやさしいから聞け」なんて、駅で強制されたくないんですけどね。だいたい「自律神経にやさしい」って、具体的にどういうことなんでしょう? なぜ、その音楽に対して「音が大きい」という苦情を言われたら、鳴らすのをやめるのではなく、ただ「モーツァルトやショパンの音楽に変えた」だけなのかも理解できません。そもそも、モーツァルトやショパンの音楽は、自殺防止に効果があるんでしょうか?
もし効果があるのだとしても、私のような「どんな音楽であれ、強制的に聞かされたくない」と思っている者など、JRにとってどうなってもいい存在なんでしょうね。自殺者を防止するためになら、ほかの利用者が嫌がろうがどうしようが無理やり音楽を聞かせてやる! そいつが苦しもうがどうしようが、自殺者を防ぐためにならかまわないんだ! というのがJRの考え方なんでしょうが、本当に恐ろしいなあと思います。
でも、もし私が総武線の駅で「強制的に音楽を聞かされたことを苦にして自殺」したら、JRは責任をとってくれるのでしょうか?

「自律神経にやさしい音楽」を監修した心療内科医・牧野真理子という人。こいつも本当に無責任ですねえ。「どこかの誰か」というはっきりしない人を自殺から防止する(わずかな可能性の)ためになら、ほかの誰かをその同じ音楽で苦しめてもかまわないと言っているわけですからね。心療内科医というのは、こんな奴ばかりなんでしょうか。この人にも、もし私が総武線の駅で自殺したら、必ず責任をとってもらいます。

それにしても、この記事で一番ひっかかったのは、最初に流された「自律神経にやさしい音楽」に対して、利用者からJRに「音が大きいという苦情」があったので、「モーツァルトやショパンの音楽に変えた」という部分ですね。
苦情は本当に「音が大きい」というものだけだったんでしょうか。「そもそも駅で音楽を鳴らすな」という苦情は1件もなかったんでしょうか?
実は「音楽を鳴らすな」という苦情もあったのに、JRが「音が大きいという苦情はあった」とねつ造しているのかもしせれませんし、記者が勝手に「音が大きいという苦情」という表現にしている可能性もあると思います。
でもおそらく……本当になかったのかもしれませんね。そこが非常に中途半端。問題は「音が大きいか小さいか」ではなく、「無理やり音楽を聞かせる」行為そのものにあるんですから、総武線の利用者でこれから苦情を寄せる人は、ぜひ「自殺防止だろうがなんだろうが、駅で無理やり音楽を聞かせるな!」と言ってほしいと切に思います。
でないと、どこに行っても強制的に無用な音や音楽ばかり聞かされ続ける騒音漬けの社会が、ますますひどくなっていく一方ですよ(実際この記事を読んで、もう本当に末期的、来るところまで来たんだなあと思いますが)。

私は、「人の自殺を防止するため」になら「聞きたくない音楽を聞かされるくらい我慢しろ」というバカバカしい屁理屈など、絶対に認めるつもりはありません。
「分煙」や「受動喫煙」の問題、つまり「あなたは好きで吸っているタバコかもしれないが、私は嫌いなのだから向こうで吸え!煙を周囲にまきちらすな!」というタバコのマナーついては異様なまでに神経質な社会になったというのに、なぜ「あなたは好きで聞いている音かもしれないが、私は嫌いなのだから向こうで聞け!音を周囲にまきちらすな!」という意見はまったく通らないんでしょうかねえ。
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