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貞子の「振り込め詐欺に注意しろ」放送?
 ここ1、2カ月ほど、私の住んでいる市で、警察の広報車が「振り込め詐欺に注意しましょう!」と放送しながら走り回るようになりました。
 同じ場所にやってくるのは2、3日に一度ぐらい。毎日毎日、防災無線から流されるよりましですが、それでも非常に鬱陶しいです。やれやれ。

 この「振り込め詐欺に注意しましょう!」の放送がいかにバカバカしいかは、これまでのエントリーで何度も何度も繰り返し指摘しているのでもう書きません。
 今回、特に呆れてしまったのは、警察が「自分たちがどんな放送をしているか、確認もせずに走り回っている」のが明らかだったことです。

 先日、昔のアナログテレビの放送終了後に流れる「砂嵐」のような、ザーザーというノイズが聞こえてきました。窓を開け外を見ると、バカでかいスピーカーを付けた警察の車が走っています。周囲に響いているのはただのノイズだけ。
 「いったい、なんなんだ」と思いながら耳を澄ますと、ようやくノイズの中から小さな音で「ふ・り・こめ…さ・ぎに・き…を・つけ・ま…しょ・う」というような声が、かすかに聞き取れました。まるで深夜のテレビ画面から、幽霊がつぶやいているような声です。お前は貞子かよ!(貞子はしゃべらなかったか?)

 「振り込め詐欺に注意しろ」という放送自体、迷惑なだけなのに、このようなザーザーザーザーというノイズしか聞こえない放送を垂れ流して、いったいなんの意味があるのか。
 いくら窓を閉めているとはいえ、車を運転している警察の人間にも、そのノイズだらけの放送は聞こえているはず。それなのに「なんだこの音は。こんな放送をしてもしょうがないから中止しよう」とは考えないのだろうか? それ以前に、警察署を出る前にテスト放送ぐらいしないのだろうか?
 私の頭の中は?マークだらけになるばかりです。

 そもそも、こんなくだらない活動には一生懸命なくせに、警察は廃品回収車だの不動産業者の違法看板だの、「見ればわかる」犯罪を一向に取り締まろうとしません。
 具体的に「何かをする」より、「何かをしているとアピールする」ことに血道を上げ、それだけで「何かをした」気になるのは日本人の悪い癖です。
 その典型は「交通安全週間」だの「町を明るくする運動」だののように、「なんとか週間」「なんちゃら運動」と名付けて、街頭でワーワー喚いたりキャンペーンをしたりすることです。
 日本人はこういう行動が大好きですが、本当に意味のある行動などほとんどないでしょう。

 つい先日も、むかっ腹の立つ出来事がありました。
 ある町の片側一車線の道路を自転車で走っていると、前を「交通安全パトロール協会」と書いた車が塞いでいるのです。
 その道路はバスも通る交通量の多い道です。自転車は道路の左側の車道を走るのが原則。やむを得ないときは歩道を走ってもいいとされていますが、その道は歩道が狭いので私は車道を走っていました。これは交通法規に則った乗り方のはずです。
 しかし、その行く手をこともあろうに、路駐した「交通安全パトロール協会」の車が塞いでいるのです。中を見るとドライバーはいません。しょーもなー。

 自転車を止めて周囲を見渡すと、近くのコンビニ(駐車場なし)の店頭で、缶コーヒーを飲みながらケータイでしゃべっているおっさんがいました。「間違いなくこいつだ」と確信して声をかけると、大当たり。
 「あなた、交通安全のためにパトロールしてるんでしょ? こんな交通量の多いところに路駐してたら危ないじゃないですか。私は自転車で走っていて、あなたの車を避けるためセンターラインの近くまで出なければなりませんでしたよ。後続の車もみんなスピードを落として、怖々と追い越してるじゃないですか。緊急事態で車を止めたというならわかりますが、缶コーヒーなんか飲んでいるところを見るとそうも思えないし、どういうことなのか説明してもらえませんか」
 そう声をかけると、おっさんはヘラヘラ薄ら笑いを浮かべ「すいません、すいません、すいません」と繰り返しながら車に戻り、あわてて発進させ逃げていきました。

 「まず説明してほしい」と言っているのに、ひたすらペコペコ頭を下げて逃げるだけ。これも日本人の典型的な態度ですね。
 私は「説明責任」などという言葉は嫌いですし、そういう言葉を盾に人を追い詰めることが大好きな新聞やテレビなどのマスコミも嫌いです。毎日のように報道される「謝罪ショー」を、涎を垂らしながら喜んで見ているアホな連中も大嫌いです。
 STAP細胞騒ぎのように、自殺者まで出すほど人を追い込んで何が楽しいのか。

 しかし、別に衆人環視の中で「謝罪しろ!」と追い詰めているわけでもなく、一対一で「どういうことなのか聞かせてください」と言っているだけなのに、「すいません、すいません、すいません」と逃げるだけでは話になりません。「路上に車を止めたのはかくかくしかじかで……」と理由があるならそれを説明してくれればいいし、なければ「すいません、ついうっかりして……」と言ってくれればいい。うっかりすることなんて、誰にでもあるんだから。

 「なぜ?」と聞いたら「こういう理由で」と答える。「カトちゃん」と言われたら「ペッ!」と返す。「話」というのは言葉のキャッチボールから始まるものなのに、この「交通安全パトロール協会」のおっさんのように、最低限の説明すらしようとせず、人との「対話」を拒むのではどうしようもありません。
 そういう連中に限って、「振り込め詐欺に注意しましょおおおおお!」「交通ルールを守りましょおおおおお!」「子供たちを守りましょおおおおお!」などと、人様に向かって一方的に、大声で叫ぶことは大好きで、しかも自分を「善人」だと信じ込んでいるものだから始末に負えません。
 大切なのは、ただ「叫ぶ」ことではなく、「具体的に何をするか」であり「人と話をすること」です。一方的に叫べば叫ぶほどその大切さを忘れてしまうものだからこそ、私は、はた迷惑なスピーカー騒音を「やめろ」と言い続けます。
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Author:S.B
市民グループ「静かな街を考える会」会員S.Bのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

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