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不動産屋の看板はがして肩を痛めたどー!
 またちょっと「音」の問題から外れて、「不動産業者の違法看板」について書きます。

 つい先日、自転車である町のある交差点を通りかかったとき、四隅のガードレールすべてに不動産屋の違法看板、つまり案内板を貼ったカラーコーンがくくりつけられていました。その交差点はときどき通る道なのですが、不動産屋のカラーコーンを見たのは初めてです。

 これが電柱や道路標識に貼られている看板なら、私はすぐにビリビリはがすのですが、カラーコーンの案内板を一人でどうこうするのは難しい。仕方なく一度は何もせずに通り過ぎたのですが、タイミング良く自転車に乗ったパトロール中の警察官がやって来たので、「ちょっといいですか」と声をかけて交差点まで案内し、「これ見てください。ひどいと思いませんか。この業者を取り締まってもらいたいのですが」と話したところ、警官はぼーっと見ているだけで、非常に反応が鈍い。

 この反応は、例えばやかましい移動販売車(カトウコーポレーションなど)の騒音で警察を呼び、「うるさいし、違法なのでやめさせてください」と言ったときの反応と似ています。「うるさいと言っても、相手も仕事だからねえ」などと、違法業者の肩を持ち始めるパターンとそっくりだったので、「こりゃ、時間の無駄かも」と思ったのですが、実は違いました。警官は「何が問題なんだ?」と思っていたわけでなく、看板を見てあきれかえっていたのです。

 私が「こういう不動産業者の違法看板は、どんどん増えてますよ。私は見つけ次第はがしたりしているんですが、そんなことをしても焼け石に水です。自治体にも警察署にも、交番にも話に行ったことがありますが、とても真面目に摘発に取り組んでいるとは思えません。もうちょっと、なんとかしましょうよ!」と、わざときつい言い方をしたところ、その警官はこんな話をしてくれました。

 「うちの署には、こういう不動産屋の案内板のことで、そこそこ住民から通報が来るんですよ。で、私らもそれなりに動いてるんですよね。業者が看板を貼るところを現行犯で抑えるため、張り込みなんかもしています。実はそれ、勤務中はほかの仕事もいろいろあって難しいんで、休日返上でやってるんですよ。上からの指示なので仕方ないんですが……」

 私は、いろいろな意味でびっくりしました。住民から、そこそことはいえ通報があること。その通報に警察がそれなりの対応をとっていること。
 しかし、よくわからないのは、違法な看板であるという証拠の「ブツ」がそこにあるのに、わざわざ「貼るところを現行犯で抑えるため」休日出勤までする理由です。
 私が「こういう看板は、軽犯罪法、道路交通法、屋外広告物条例違反なんだから、別に現行犯じゃなくてもパトロール中に見つけ次第、摘発することは可能だと思うんですが」と言うと、警官は「まあ、そうだと思うんですが、今のところ現行犯で押さえて注意をする。それが上の方針みたいなんですよ」とのこと。
 「わざわざそのために休日出勤で張り込みをさせられたら、現場のお巡りさんは大変ですよね」と言うと、苦笑いしていました。

 現行犯で注意をする、などという中途半端な対応ではなく、「ブツ」を見つけ次第摘発する。そうするには警察全体はもちろん、自治体との連携も必要だろうから、どんどん対策を進めてほしい。そうしないと、こういう邪魔で汚らしい看板がますますあふれかえる一方ですよ。それに張り込みなんて無駄な仕事で休日を潰されたら、お巡りさんもやってられないでしょう。
 このときはそんな意見を言い、できれば警察の偉いさんに上げておいてください、と話をして別れましたが、警察も、私が考えていた以上にこの問題について動いているのかもしれない、と感じられただけでも収穫はありました。

 その警察官は、「向こうに●●街道ってありますよね。最近、あのへんに違法看板が多いので、はがして回ったばかりなんですよ」などと、実際に現場でどんな対応をしているのか、いろいろなことを教えてくれました。休日出勤を強いられている恨みか、15分近くもの間、こちらから聞かなくても詳しい話を聞かせてくれたのでびっくりしたくらいです。
 にもかかわらず! 不動産屋の違法看板は減るどころか増える一方。いくらはがしても翌日にはまた貼られているという、いたちごっこが続くだけです。
 そんな堂々巡りを終わらせて、現場の警察官がまともな休日をとれるようにするためにも、警察や自治体がもっと「本気」でこの問題に取り組んでくれることを本当に望みます。

 警察や自治体だけではありません。偉そうな言い方かもしれませんが、前のエントリーにも書いたとおり、本当に本気で取り組むべきなのは住民です。
 今回のカラーコーンにしても、置かれていた交差点の四隅はすべて住宅に接しているのに、そこの住人が自ら撤去したり、警察や自治体に連絡した気配はまったくありません。なんで、自分の家の前に邪魔で見苦しく、たとえ法律を知らなくても一目で違法だとわかる看板が置かれているのに、自ら動こうとしないのでしょうか?
 「地球環境を守りましょう!」などと人の迷惑顧ず街頭でわめきちらしたり、自転車に「防犯パトロール中」なんてくだらないステッカーを貼って、誰彼かまわず犯罪者扱いしながら町を走り回ったりたりする「善意あふれる人々」に限って、「今、目の前にある違法看板」がまったく目に入らない、気にならないってのは、どう考えてもおかしいですよ~。

 ただ、不動産屋の違法看板をはがすときには、注意が必要です。これは私が実践から学んだことです。
 電柱や道路標識に貼られた案内板というのは、針金でくくりつけられているか、両面テープで貼られているかです。針金を切るなんて素手でできることじゃないのであきらめるしかありませんが、問題は両面テープ。不動産屋の看板は「世の中に、こんなにガチガチに貼れる両面テープがあるのか」と思うほど強力に貼り付けられている場合が多いので、無理にはがそうとすると腕を痛めてしまうのです。
 実は私は1カ月ほど前、電柱の看板を力任せにはがそうとして右腕を痛めてしまい、今も背中に手が届かない状態が続いています。病院には行ってないのですが、もしかするとただの筋肉痛ではなく、筋を切ったとか骨を痛めてしまった可能性もあるのかなと思っています。

 200勝を達成したピッチャーがついに肩を壊して引退! というならかっこいいですが、私の腕がこのまま動かなくなったとしても、一度も一軍で投げられなかったピッチャーがクビになりました……という程度のみっともない話です。誰も公傷扱いしてくれないし、あーアホらし。
 そんなバカな目に合わないよう、もし、率先して違法看板をはがすという行為をしてくれる人がいるなら、決して無理はせず、あまりにも固い場合はとりあえず「破り捨てる」程度でとどめたほうがいいかもしれません。
 それにそもそも、ラミネート加工された看板は破くことすらできないし、カラーコーンを個人で撤去するのも難しい。だからこそ、一人ひとりが積極的に自治体や警察に連絡して、違法業者の摘発と厳罰化を要請するなど、できることをしてほしいものだと思います。
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Author:H・K
市民グループ「静かな街を考える会」会員H・Kのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

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