石破の主張に反対の賛成な~のだ!
いやあ、面白いなあ(笑)。

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石破氏:「絶叫戦術テロと変わらぬ」デモ、ブログで批判

毎日新聞 2013年11月30日 23時36分(最終更新 12月01日 01時05分)

 自民党の石破茂幹事長は29日付の自身のブログで、国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案に反対し、国会周辺で行われている市民のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判した。国会周辺では連日、市民団体が特定秘密保護法案に反対するデモを行っているが、これを「テロ行為」と同列視する内容で反発を招くのは必至だ。

 石破氏はブログで「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いている。どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」と指摘。「主義主張を実現したければ、理解者を一人でも増やし支持の輪を広げるべきだ」と主張した。【高山祐】

http://mainichi.jp/select/news/20131201k0000m010076000c.html?inb=fa

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http://bunkasouonn.blog.fc2.com/blog-entry-344.html

のエントリーにも書きましたが、私は特定秘密保護法案そのものについては、いろいろと思うところはありますが、このブログのテーマから外れるので何も書きません。
問題は、そんなことではありません。

なんですか、この石破っちゅーおっさんは。
「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」だの、「どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」だのと指摘しているそうですが、それならあんたら政治屋がいつもやっている街頭演説や選挙カーの連呼はどうなのよ? あんたら自身が、選挙のたびに連呼という「単なる絶叫戦術」でテロ行為を繰り返したり、街頭演説などで「ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為」ばかりしている人種だということを、どうしてこんなときだけ都合よく忘れることができるんですかね?
それとも、自分たち政治屋の演説や連呼は正しい主張で、デモは間違った主張だからやめろとでも? でも、「どのような主張であっても(中略)多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」と書いているのはあんた自身じゃないか。
よくもまあ、ここまで「自分のことは棚に上げた」ことばかり平気で言えるものだと、私はあきれるばかりです。

とはいえ、私はこの特定秘密保護法案に反対するデモに賛同するつもりもありません。それはまさに、この石破というアホが書いているとおり「どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為」は、ただの「迷惑」でしかないと考えているからです。
私に言わせれば、石破をはじめとした政治屋も、デモで絶叫している連中も、どちらも「騒音テロリスト」でしかありませんね。それは他のエントリーにもさんざん書いてきたことです。

なんだかいろいろ書きたくなったので、続けます。

こういうふうに、与党(というか自民党)が法案などを強行採決しようとすると、朝日新聞は必ずこんなことを言い始めます。

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11/30朝刊の記事から抜粋

 与党に言いたい。参院には「熟議の府」としての役割が期待されている。数の論理で成立に突き進むのではなく、野党の声に真剣に耳を傾けて向き合ってはどうか。(疋田多揚)

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これも石破のおっさんと同様、よくまあここまで自分たちに都合のいいときだけ、都合のいい主張ばかり持ち出せるものだと、私は笑ってしまいます。

日頃の記事で、新聞などのマスコミというのは「みんなが望んでいる!」とか「多くの人が賛同している!」などと、大抵のことについて「多数の意見なんだから正しいんだ!」という「数の論理」を押しつけようとします。
騒音の問題で言えば、防災無線や学校の騒音などが典型的な例。いくら私のような人間が騒音に心底困り果てて「防災無線、うるさいだけでなんの役にもたってないでしょう。やめてくださいよ」「学校の騒音、もっと周囲の生活に配慮して、減らすことができるでしょ」と訴えても、「ほとんどの人は困ってないぞ!」「一握りの人間がわがままを言うな!」「そんな少数意見に配慮する必要なんかない!」などと言って退けてくるのは、こういうマスコミでありそれに影響された「多数派は正しいんだ!」で思考をストップしている人たちです。
特に最近(震災以後)は、「みんな」で「一つ」になって「絆」を強くしよう! などという、大多数とは異なる意見を徹底的に排除しようとする論理ばかりが目立ちます。私はこういう言葉が新聞の紙面にあふれかえっているのを見ると、本当にうんざりしてしまいます。

なのに、今回のような別の局面になると、とたんに「数の論理で成立に突き進むのではなく、野党の声に真剣に耳を傾けて向き合ってはどうか。」などと、まったく逆のことを言い出すのだからお笑い草です。あんたたちこそ、もっと「数の論理で突き進むのではなく、少数者の声に真剣に耳を傾けて向き合ってはどう」ですかね? 身近な話題や日頃の生活の中でそうするつもりがない以上、どいつもこいつもただの「上っ面だけ」の「都合のいい奴ら」でしかありませんよ。ほんとに。

もうここまできたら、誰が読んでくれるのかわかりませんが、私が特定秘密保護法案について思うことを書きます。
私はこの法案の内容については反対します。とんでもない悪法だと思います。でも、この法案に反対する資格のある人が、今の日本にいったいどれだけいるんですかね?

安倍という稀代の右翼を党首に掲げた自民党なんですから、改憲にしろなんにしろ、こういう国家主義的な施策を次々に打ち出してくるのは、目に見えていたことじゃないですか。なのに、そんな安倍が率いる自民党に選挙で票を入れて圧倒的与党にしたのは、まさに「大多数の国民」なんですよ。

「こいつを首相にしたり、与党にしたりしたら、まずいことになるだろうなあ」と、明らかに見通せていたにも関わらず、アベノミクスだのなんだのと口当たりのいい言葉に惑わされて「金回りがよくなるなら、ほかのことはどうでもいいや」と、安倍自民党にここまで強い力を与えてしまったのは、ほかならぬ「国民」でしょう。ならば特定秘密保護法案なんて、そんな行いに対する天罰みたいなもんですよ。

だからといって、天罰を甘んじて受け入れる必要もないでしょう。私はこの法案には反対したほうがいいと思いますし、廃案にすべきだと思います。
ただ、ここんところは石破のおっさんと意見が同じになってしまいますが、反対するにしても、もっと冷静にやりましょうよ。ギャーギャーギャーギャー大声張り上げて「静穏を妨げるような行為」をしたってしょうがないでしょ? 国会で人の意見も聞かず、やかましいヤジで発言を妨害することばかり懸命になっている政治屋たちの姿がどれだけ見苦しいか、それがわかれば「同じレベルに落ちたくないなあ」と思えるはずです。

ま、一番見苦しいのは、人様のことをアホだのおっさんだのと平気で書いている私ですかね。ずびばせんねぇ。
でも、こんなブログなら「嫌なら読まなきゃいい」だけですが、デモでもなんでも騒音というのは「嫌なら聞かなきゃいい」とはいかないから困るんですよ。ね、石破のおっさん。
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カテゴリ:政治家・団体・デモ
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