少しだけ静かになった?武蔵小金井駅
しばらく前に、JR中央線武蔵小金井駅を利用したとき、驚きました。けたたましい「さくらさくら」の発車メロディーが聞こえてこなかったからです。
そのことに気づいたのは武蔵小金井から電車に乗り、隣の東小金井を出るときに、やかましい発車メロディーを聞かされてイラついたときでした。「そういえば、武蔵小金井では、さくらさくらがなかったような……」と。

私が武蔵小金井駅を利用するのは年に数回程度ですが、いつも「さくらさくら」が流れると「あーうるさい」と思いながら、耳をふさぎ歯を食いしばって我慢しています。なのにその日は「うるさい!」と特にイラ立たず、スムーズに電車に乗れてしまったので、後になって「おかしいぞ」と気づいたというわけです。

そのときは「きっと気のせいだろう。本当は流れていたんだ。どうせそうに決まってるんや!」と思ったのですが、その日のうちにまた武蔵小金井に降り、電車が出るまで様子をうかがったところ、「さくらさくら」は流れたものの普段よりかなり小さな音量で、しかも非常に短い秒数でカットしていたのにびっくり。駅メロは大嫌いなのでこんな音楽、完全にないほうがいいのですが、この音量でこの秒数なら、それほどイライラさせられることはないだろう、と思えるほど「静か」になっていました。

行きは昼間、帰りはラッシュ時だったので、時間帯によって「さくらさくら」の音量や秒数を変えるようになった……ということも考えにくいのですが、この変化はこの日、たまたまの出来事だったのでしょうか。それとも何か理由があって、武蔵小金井駅では「さくらさくら」の音量や秒数に配慮することになったのでしょうか。もちろん、そうであるなら理由はともかく大歓迎なのですが……。

この日、普段と変わっていたことはほかにもありました。武蔵小金井駅にはホームに上がるため、4本の階段とエスカレーターがあるのですが、気になって聞き耳を立ててみたところ、そのうち3本のエスカレーターから「黄色い線の内側に立ち、手すりにつかまり……」のやかましいアナウンスが流れていませんでした。もともとは4本のエスカレーターすべてからこのアナウンスが流れていたはずなのに、なぜそのうち3本をカットして、1本だけから流すのか、ちょっと理由がわかりませんが……(ちなみに階段からは、けたたましい「チュン、チュン、チュン」の鳥の鳴き声が、相変わらず流れていたのが残念)。

また、武蔵小金井に限らず、JRの駅では改札口で鳴らしている「ピーン、ポーン、ピーン、ポーン」のサイン音が非常にやかましくて、武蔵小金井もこれまで同様だったはずです。でもこの日、駅の改札口でしばらく聞いてみると、この音までずいぶん様変わりしていたことに驚きました。
「ピーン、ポーン」の音が、かなり大きな音で繰り返し流れるのはほかの駅と同じなのですが、一度「ピーン、ポーン」と鳴ってから次に「ピーン、ポーン」と鳴るまで、30秒ほど無音の時間が続くので、さっさと改札を通り抜けることができれば、この音が気になることはないだろうというくらい、やはり「静か」になっていたのです。

これだけの変化が「たまたま」とも思えないのですが、これは1カ月以上前に遭遇した出来事なので、その後どうなっているのかちょっと気になります(静かになった! と喜んで行ってみると、どうせ元に戻っていてがっかりするんだろうな……)。

それから話変わって。最近、利用した駅で、ここにあげたような「うるさい音」を(ほぼ)鳴らしておらず、びっくりしたところがあります。西武池袋線の入間市駅です。

この駅は構内の階段とエスカレーターから、鳥の鳴き声も「手すりにつかまり」放送も、一切鳴らしていませんでした。改札口の「ピーン、ポーン」もなし。トイレの入口から「ここはトイレです!」といった、けたたましいアナウンスが聞こえることもありませんでした。唯一、アナウンスを流していたのは改札の外にあるエレベーターでしたが、それも利用しない者には聞こえないほど音量が控えめだったので、「うるさい!」とまで言う必要はないでしょう(JRなどは、このアナウンスがとてつもなく大音量の駅が多い!)。

また、西武線はいわゆる「発車メロディー」を流していますが、一部の駅を除いて有名な曲を押しつけがましく鳴らすということはしておらず、JRや東京メトロと違い音量にもそれなりに抑制が利いているので、この駅ではホームの放送やアナウンスに、それほど不快な思いをすることはありませんでした。

田舎にある無人駅というわけでなく、それどころか入間市の中心駅であるにもかかわらず、構内によけいな音がなく、ここまで静かな駅というのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。もちろん、これは「いいこと」なので、今後もやかましいアナウンスやサイン音を鳴らさずに、静かな駅であり続けてほしいものです(ただし、西武鉄道は駅の階段から「チュン! チュン!」の鳥の鳴き声を流すよう、順次、装置を取り付けているところらしいので、少なくともこの音から逃れることはできないのが残念ですが……)。
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