信号の音は「キツツキ」にしてほしい
このブログでほとんど取り上げていないスピーカー騒音の一つに、「信号の案内音」があります。
唯一、「武蔵野市は防災無線(だけ)は静か」
http://bunkasouonn.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
というエントリーで、吉祥寺駅横の信号から流れる「信号が青になりました。左右をよく見て渡りましょう」というおせっかい放送に苦言を呈しているだけです。

あまり書いていない理由は、どうも信号の案内音に関しては、東京は比較的ましなのかもしれないから。
私が以前住んでいた地方都市では、中心部の信号がたいてい「ピヨ、ピヨ、ピヨ」という鳥の鳴き声か、「とおりゃんせ」の音楽を大音量で流していてうるさかったのですが、東京の場合、案内音が流れている信号は多いものの(信号の絶対数も多いのだから当然ですが)全体的に音量が小さめで、「聞かないように聞かないように」と思いながら別のことを考えていれば、なんとか無視できる場合が多いからです(少なくとも私の場合は)。それに、信号から大音量で案内音が流れるような都心の繁華街にはあまり行かないし。

もちろん、そんな中でも「うるせえなあ!」と思う信号はいくつもあります。
上記の吉祥寺の信号では「うるさい」プラス「こちとら子どもじゃねえんだ!」という怒りがわいてきますし、ほかにぱっと思いつくところでは、高田馬場の早稲田通りと明治通りの交差点では、ものすごく大きな音で「ピヨ、ピヨ、ピヨ」と鳥の鳴き声が流れていたような気がします。内堀通りの気象庁前交差点では、確か大音量で「とおりゃんせ」か何かの音楽が流れていて、耳をふさぎたくなったのを覚えています。

信号から案内音を流すというのは、視覚障害者のためでしょう。目が見えない人のために音で信号の場所を教えようという、その必要性は否定しません。
しかし、(これはどんなスピーカー騒音についても同じなのですが)その音が「ピヨ、ピヨ、ピヨ」という人工的で不自然な鳥の鳴き声や、「とおりゃんせ」などの音楽である必要はない。案内音を流すなら、できるだけ意味のない単純な音にしてくれよというのが私(や本会)の基本的な考えです。

聞くところによると、ヨーロッパで信号から流す案内音で多いのは、「コツ、コツ、コツ」という、キツツキが木をつついているような音(を、もっとゆっくりしたテンポで低音にしたもの)だそうです。確かにこれなら、甲高い鳥の鳴き声や音楽などと違い、音そのものに過剰な「意味」がないので、音量さえ適切であればあまり気にならないと思います。

私は決して、ヨーロッパのやり方ならなんでも最高! とか、何かにつけ「おフランスではあ~」なんて言うような欧州主義者ではありません(だいたい、ヨーロッパなんて行ったこともない)が、こういうシンプルな音を流せば十分に用が足りるはずなのに、いちいち鳥の鳴き声を流したり音楽を流したりといった「過剰なこと」をしなければ気がすまない日本人って、いったいなんなんだろうと思います。
特に吉祥寺のように「左右をよく見て渡りましょう」なんて、信号を渡る人間を一律に幼稚園児のように扱う案内音は論外としか言いようがありません。あの信号を平気な顔をして渡っている人を見ると、「ああ、この人たちは、ここまで子ども扱いされても恥ずかしくないんだなあ。なぜなんだろう」という疑問ばかり浮かびます。
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カテゴリ:信号・車の警告音・緊急自動車
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Author:静かな街を考える会 別館
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