少数だからって、無視しないでおくれよ~
選挙と政治家と多数決と拡声器騒音について、ぐだぐだと考えたこと。

誰でも自分の考えを正しいと思っていいのだから、政治家の場合なら、たとえ選挙に落選したからといって「私は間違ってました」と言ったり、当選したからといって「私は正しかった」と言ったりするのはおかしいと思います。
選挙というのは、「当選したから正しかった、落選したから間違っていた」というものではなく、単に「票が集まったから当選した、票が集まらなかったから落選した」。そういう「選挙結果という事実」があるだけです。
「考えが正しかったか間違っていたか」は、あくまでもその考えを実行した後でわかることなんですから(政治家の場合なら、議員になり公約を実行した後で)。

そういう意味で、落選した政治家というのは、「その公約を実行する機会を与えられなかったのだから、正しいも間違っているも判断のしようがない」というだけにすぎません。当選した政治家だって、「その公約を実行する機会が与えられただけ」であって、その時点で公約が正しいも間違っているも判断しようがありません。
そのことを政治家自身が理解しておらず、選挙に落ちると「公約が間違っていた」、当選すると「正しかった」と言ってしまうことこそ、おかしな話だと思います。

さて、民主主義は「正しい」、多数決で多く支持を集めたほうがその時点で「正しい」んだと言ってしまうと、政治家の連呼や演説にかかわらずあらゆる拡声器騒音だって、「正しい」ということになってしまいます。

拡声器騒音に困っているのは、圧倒的に少数の人間です。防災無線がその典型的な例の一つでしょう。
おそらくどこの町でも、住民投票をしたら90%以上の票を集めて「防災無線を増やしてくれ。もっと放送してくれ(あるいは「現状のままでいいよ」)」という結果になるでしょう。
政治家の連呼や演説だって、90%まではいかないかもしれないけれど、圧倒的に賛成多数で「連呼は必要だ、街頭演説だって大切だ。なくすな」という結果になるんじゃないでしょうか。
反対のほうが多くなるほど、日本人が連呼や演説を本当に嫌っていたとしたら、いつまでもこんな選挙制度が続くわけがないんですから。

なんだかんだ言って、日本人は拡声器であーだこーだ言われるのが大好きな人間が、圧倒的多数を占めています。
だから、本会の会員は全国にたった50人しかいないし、別に会員にならなくてもいいのだけれど、あらゆる「拡声器騒音を減らしてくれ」という声を集めたって、何十年たっても大きな流れを作れるようになんかなりゃーしないんです。

拡声器騒音は、圧倒的少数の人間が「うるさい! やめてくれ!」と言っているだけで、圧倒的多数の人間は「ぜんっぜんうるさくない! もっともっとしてえ~ん(このまま続けて~!)」と思っているわけです。
だから圧倒的少数派の人間は、「少数だからといって、無視しないでおくれよ~」という声を、こんなふうに必死で上げ続けるしかないと思います。
私たちは「少数の取るに足らない存在」として、切り捨てられているんですから。
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カテゴリ:騒音をめぐるあれこれ
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