「東京土建」の演説カーを通報しましたその2
結果としては、ちょうど警察が到着するタイミングで演説が終わり車が動き出したので、演説そのものを中止させることはできませんでした。しかしその車は100メートルほど移動してまた演説を始めるつもりだったようですが、通報で呼んだ警官がそれを制止したのか、「みなさん!」と一声あっただけですぐに聞こえなくなりました(家からは建物の陰になっていたので詳細はわかりませんでしたが)。
そもそもこの演説カーは一般道に車を止めて演説を始めたので、所轄警察署から道路使用許可を得ていなければその時点で道路交通法違反になります。その確認も含めて警察を呼んだところ、なんらかの効果があった(らしい)ことはわかりました。

右だろうが左だろうが、私は自分の主張や信条を大声で他人に押しつける行為を絶対に許すつもりはありません。このような団体の演説カーが来たのは確か初めてのはずですが、これから何度来てもそのたびに110番通報します。

この「拡声機による暴騒音の規制に関する条例」では、いくつかの「拡声器を使用してもいいケース」が定められていますが、その中に、
「第四条 この条例の規定は、次に掲げる場合については、適用しない。
一 公職選挙法(昭和二十五年法律第百号)の定めるところにより選挙運動又は選挙における政治活動を行うために拡声機を使用する場合」
と書いてあります。つまり本来、政治家や政治団体の演説ですら、選挙に直接関わるとき以外は認められていないのです。
しかし私の住んでいる地域では、選挙に関係なく月に一度くらいの割合で共産党が大音量の演説をして回ることがあります。また駅前などで、政治家や政治団体などの演説がおこなわれるのはよく見かける光景です。
これらの行為はすべてこの条例に違反するものなのですが、事実上野放しになっているというのが実態です。
私は現実的に考えた結果、「「拡声機による暴騒音の規制に関する条例」の主旨から考えて、いわゆる政治家や政治団体の演説をやめさせるのは難しい」と判断しているので、共産党だのなんだのが選挙に関わりなく住宅地で演説を始めても、仕方なく我慢しています(うるせえ! と怒鳴りつけますが)。
しかし、だからといって労働組合のような「政治団体に類する団体」の騒音まで黙って見逃していたら、拡声器の乱用にますます歯止めがきかなくなります。ですから今回の「東京土建」のような団体が演説を始めたら今後も通報していきます。

しかし、「拡声機による暴騒音の規制に関する条例」の、
「拡声機の使用は、政治活動等における表現の伝達等のための重要な手段でもあるのであって、法令及び健全な社会常識の範囲内で行われるものが不当に制限されることがあってはならないこともまた、言うを待たないところである。」
という前書きは、「表現の自由」と「表現手段の自由」を混同したバカげたものとしか言えません。
どこの誰が、どんな考えを持とうが完全に自由ですが、「どのような手段で表現するか」という方法まで自由にすることを「言うを待たないところである。」と勝手に決めつけないでいただきたい。
「政治活動等における表現の伝達」は拡声器など使わなくてもいくらでもできるのですから、少しも「重要な手段」ではありません。ここは、
「拡声機の使用が、健全な社会生活を不当に制限するものであり、全面的に禁止すべきであるのは言うを待たないところである。」
となるべきです。
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