京都、そして新幹線の騒音雑感その1
先日、初めて京都に行ってきました。京都の騒音は、私が体験した限りでは、アメニティのバックナンバーで種々の記事を読んだ印象ほどひどくはない、むしろ東京のほうがずっとやかましいという印象でしたが、やはり気になることはいろいろありました。

まず驚いたのは、町中に宝くじの宣伝カーが走っていたことです。東京では宝くじ売り場の店頭はどこもラジカセから流している宣伝音が異様にやかましいですが、京都では宣伝カーなどというものを日常的に走らせているんですね。あっけにとられました。私の近くにいた観光客も、「あれ、なに?」とクスクス笑ってました。

京都市バスの車内アナウンスは、東京のバスと比べればしつこくなく、音量も控えめという印象でした。これは市バスが音に気を配っているというよりも、ただ乗客に対してぶっきらぼうなだけなんでしょうね。京都市バスというのはいろいろ問題がある存在のようですが、ぶっきらぼうなことが音に関してだけ言えば、決して悪くはない方向に現れているという印象でした。東京のバスのように、なんでもかんでもおせっかい放送を流して、乗客を過剰にお客様扱いをするなど必要ありませんから。
路線によっては観光地の案内放送が入ることがありましたが、まあ一種の観光バスである以上そのくらいは許容するしかないのかなと。

ただ東京のバス以上に腹が立ったのは、バスが満員で乗客が乗車ステップのところで立ったままでいると、それをセンサーか何かで関知して、乗客がそこからどくまで「ドア閉まります! ドア閉まります! ドア閉まります!」とエンドレスで放送を続けることです。
もちろん、言うまでもなくこういう状況で一番悪いのは、そういう放送が流れているというのに奥に詰めようともせず、ただボーッと突っ立っているだけの乗客たち、特にそのステップに立っている客(なんと、耳元で「ドア閉まります、ドア閉まります、ドア閉まります」としつこく流されているのに、それが聞こえてない! 何秒も経ってから「え、私!?」などとケラケラ笑って、それでもまだ突っ立っているだけなんですから)ですが、運転士も、ただ乗客が奥に詰めるまで黙って待っているだけで、自ら「詰めてください」とは一言も言わず、「発車が何分遅れようとオレは知らねえよ」という態度が見え見えだったのは、「ずいぶん殺伐としているなあ」と思いました。
京都市バスに限りませんが、とにかくよけいな放送はいらないから、逆にそういうときにこそ「奥に詰めないと発車できませんよ!」とビシッと言うべきだと思うのですが。

京都市バスで一番腹が立ったのは、これは一種のハプニングですが、例の祇園の自動車事故に関連したことです。
あの日、私が銀閣寺から清水寺へ行くバスに乗る直前くらいにあの事故が起こったらしく、バスは銀閣寺を出発してしばらくは順調に走っていたのに、途中からひどい渋滞に巻き込まれ、ほとんど動かなくなってしまいました。
観光地を回っている途中ですから、あんな事故が起きたことなど、私も含めて乗客はほぼ全員知らなかったでしょう。「銀閣寺から清水寺までバスで20分くらい」ということだったのですが、あの日は1時間以上もかかってしまいました。
その間、運転士は、明らかに営業所からの無線連絡で「祇園で事故が起き、規制で道路が渋滞している」という情報を聞いているのに、それを乗客に一言もアナウンスすることなく、ただ黙って運転しているだけでした。
こちらは混雑したバスに1時間も立ちっぱなしで乗りながら、「京都はいつもこんなに渋滞しているのか。ガイドブックに書いてあることと全然違うな!」とぐったりしているというのに、なんのお知らせもしようとしないのです。
私が祇園でそんな事故が起きていたことを知ったのは、ようやく清水寺の最寄りのバス停を降りて、近くのたばこ屋のおばちゃんと話をしたときでした。
「本当に必要な情報は伝えないくせに、どうでもいい注意ばかりしつこく流す」放送の典型的な例ですね。
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カテゴリ:京都
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Author:静かな街を考える会 別館
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