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「子供騒音裁判」ただいま3件係争中?
 基本的に自分のためのメモ。

 神戸市の保育園騒音裁判で、原告(騒音被害者)の弁護人をされている蔭山文夫弁護士の「ツンデレblog」に、「同様の騒音訴訟はいくつかあるけど、すべて現在進行中なので判例はない」というようなことが書いてあったので、できる範囲で調べてみた。ネットで検索したのと「裁判所」のホームページで過去の判例を調べただけだが、確かにそのようだ。

 保育園の騒音裁判は、まず、この神戸市の訴訟が今年提訴され係争中。

 それより前、2012年に東京都練馬区でも同じ構図の裁判が始まり、これも現在係争中。2年も経っているのにまだ判決が出ないなんて、日本の裁判は本当にどうしようもないな。

 似たような事例では、東京都西東京市の「いこいの森公園」騒音問題がある。
 これは07年に公園の隣に住む女性が騒音差し止めの仮処分を申し立て、地裁で認められたので市が噴水など一部施設の使用を中止。しかし、女性が亡くなると差し止めが無効になり元通りの状況になってしまった――というところまでは知っていたけど、その後、女性の親族が再度仮処分を申し立て、話し合いが進まないものだから12年になって<本訴の準備を進めている>――という話は初耳だった。
 それ以後の経緯は検索しても見つからないけど、どうなったんだろう。去年の6月にこの公園の近くを通ったので様子を見たときは、それは凄まじい騒音だったけど。
 この公園は明らかに設計ミスと指摘している建築家のブログ。
 「西東京いこいの森公園」に行ってきた。
 「西東京いこいの森公園」について
 ミス以前の問題でした…。

 この三つの訴訟に揃って触れている産経新聞の記事。内容は「子供の声がうるさいなんて言う奴は異常者だ、社会から排除してやる!」と息巻いている偏ったものなので読む価値はないが。

子供の声は「騒音」か01.jpg

子供の声は「騒音」か02.jpg

子供の声は「騒音」か03.jpg

子供の声は「騒音」か04.jpg

子供の声は「騒音」か05.jpg

http://www.sankei.com/premium/news/141018/prm1410180003-n1.html

 西東京市の公園問題は、このタウン誌の記事に詳しいが続報は見当たらない。

いこいの森公園騒音記事.jpg

http://www.town-t.com/article.php?i=61

 どこのどんな人が書いているのか、プロフィールがないからわからないけど、子供の騒音について考察しているブログ「考え事」。参考になる。特に、
 「マスクをして遊ぶサイレントキッズ」は実在しない
 には驚いた。目的のためなら平気でデマゴギーに走る世田谷区長・保坂展人は、ちょっとヤバ過ぎる。

 明治大学で哲学を教えている清水真木教授のブログから、「静穏な環境で生活する権利」。ほかにも、
 「おもてなし」の嘘
 「言論」の再定義
 とか、読んで頷ける内容がいろいろ。

 それにしても、蔭山弁護士というのはぶっちゃけた人みたいで面白い。ブログにこんな画像を載せる弁護士って(笑)。

「がもる」メルモちゃん.jpg
「がもる」メルモちゃん

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カテゴリ:子供・学校・保育園
刑務所と変わらない「戸別受信機」のある町
 先日の朝日新聞別刷り「GLOBE」で、「日本の集落」という特集をやっていました。海外から日本に来て田舎暮らしをする外国人のコメントもいくつか掲載されているのですが、その中にこんな内容がありました。

――――――

ジョン・エジー(31)
オーストラリア出身
三重県大台町在住

 母国オーストラリアのシドニーで出会った日本人女性と結婚を決め、今年の春、日本に来ました。三重県大台町の山あいの集落で、空き家だった一軒家を借り、2人で暮らしています。

 田舎に住みたいと希望したのは私です。自治体が集落活性化のために空き家の情報を提供してくれる「空き家バンク」の制度を利用して、今の家を見つけました。

(中略。田舎暮らしのいい点をいくつか挙げたあと)

 ただ、気になることもあります。たとえば家の中に防災無線のスピーカーがあることです。プライベートな場所であるはずの家の中で、役所や集落の放送を聞かされるのは、オーストラリアでは受け入れられにくいと思います。でも、災害のときなどに無線が便利なことは分かります。(後略)

(聞き手・左古将規)

日本の集落.jpg

http://globe.asahi.com/feature/article/2014121800004.html?page=4

――――――

 家の中に防災無線のスピーカーがある、というのは、戸別受信機のことなんでしょう。ネットでざっと検索すると、三重県大台町は屋外に防災無線のスピーカーがあって、さらに戸別受信機まで全戸に取り付けている(取り付けつつある?)ようです。

 ふーん。

 私は本会の機関誌『AMENITY』を読んで、自分が体験したことがないスピーカー騒音が世の中にたくさんあることを知りましたが、中でも一番びっくりしたのは戸別受信機の存在。『AMENITY』30号には、奈良県のある市で暮らし始めた人の嘆きが掲載されています。

 アパートに入居すると、すぐ電器屋がやって来て部屋の中に「スピーカー」を取り付けられた。その日から毎晩7時になると、「●丁目の●●さんがお亡くなりになりました」「明日は小学校の廃品回収の日です」「班長さんは回覧板を取りに来てください」などと、自治会の定時放送が大音量で鳴り響くようになった。そして夜中だろうがなんだろうが、(どんなに遠くても)市内で火事が発生するとサイレンで叩き起こされるのだそうです。

 ちなみにこのスピーカーは、音量を調整することも電源を切ることもできないようです。三重県大台町の戸別受信機も、「役所や集落の放送」というからには、どうせこうしたくだらない放送まで強制的に聞かせているんでしょう。

 私は「屋外スピーカーは廃止する」「戸別受信機のスイッチは住民の自由意志でオン・オフできる(音量も調整できる)」「放送は災害関連に限定する」「テストと称して放送するなら、週に一度、時報などの短い音を鳴らす程度にする」という条件なら、公共空間をすべて音で支配する屋外スピーカーより、戸別受信機のほうがまだましだと考えますが、屋外スピーカーに加えて戸別受信機まである、しかも、むやみやたらと町内会レベルの連絡にも使われるなら、そんな町は刑務所と変わらないと思います。

 このエジーさんも、<災害のときなどに無線が便利なことは分かります>と言っていられるうちは幸せでしょうが、そのうち「まるで刑務所で、看守に命令されてる気分だ!」とならなければいいのですが(まあ、よけいなお世話だね)。

 ところで、スピーカー放送と「ファシズム」との関連はよく指摘されるところですが、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演の映画『特別な一日』は、スピーカーから「誰もがこの放送を聞け!」と強制される生活の異様さが伝わってきます。

 第二次世界大戦前夜、イタリアにヒトラーを迎え記念式典が開かれる日、ローマのアパートで冷たい夫に無視されながら子育てに追われる主婦(ソフィア・ローレン)と、ファシスト政権に反対して職を失ったラジオアナウンサー(マルチェロ・マストロヤンニ)の、一日だけの出会いと別れを描いたこの映画は、劇中、屋外スピーカーから式典の実況中継やプロパガンダの叫びが絶え間なく流れ続けます。

 昂揚しきったプロパガンダ放送と、人生に疲れて何もかも投げ出してしまいそうな中年男女の逢瀬の対比が見事なこの映画は、「お前らはみんな、こう考えろ! こう行動しろ!」と、選択の余地なく押しつけられる暮らしの惨めさが鮮やかに描かれた名作です。

 ま、防災無線に限らず選挙カーから駅の構内アナウンスまで、「大声で叫ばれること」「一挙一動を指示されること」が大好きで、「世界で最も成功した集団主義国家」と言えるのが日本という国。
 どんなに幼稚な内容でも常にメッセージを浴び、命令されることを「自ら望む」日本人に、その危うさに気づいてくれと言ってもどーせ無理なんでしょうけれども。

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カテゴリ:防災無線・広報車・夜回り
共産党の「清水ただし」が倒れた女性を見殺しに?
 昨日は丸一日、選挙カーが現れなかったので、今日もそのまま逃げ切れるかと思っていたら甘かった。朝っぱらから酷い目に遭いました。

 民主党の候補者が私の住んでいる住宅地を襲撃し、数十mごとに立ち止まりながら名前を連呼。窓を開けて見ることはしなかったので(そんな汚いもの見たくもない)、徒歩なのか車なのかわかりませんが、おそらく車を動かしては停め、動かしては停めながらでしょう、ウグイス嬢(という名のただの婆さん)と交互に「最後のご挨拶にやってまいりました!」と叫び始めました。
 停めた車の中、あるいは路上からの連呼は、その時点で公職選挙法違反なんだけど。まったく遵法精神のない奴らだ。夫婦漫才をしたいなら、浅草の東洋館あたりでやってくれ。

 こいつらに限らず選挙カーというのは、名前を叫びながらその合間に、さも通行人や住人が応援しているかのように「こんにちは! こんにちは!」「お手を振ってのご声援、ありがとうございます!」などと繰り返しますが、誰も声をかけたり、手を振ったりしていないのは明らかです。
 うちの周囲は通行人が少ないし、冬の寒い土曜日の朝、数秒置きに通りかかった人が声援を送ったり、家の窓を開けて手を振ったりするわけないのは、そこに住んでいる私が一番よく知ってるもんね。

 目の前に誰もいないのに、平気で「エア挨拶」を繰り返す神経って、それはもう脳病院に行ったほうがいいレベルでしょう。 「人と人とのつながりは挨拶から!」なんて道徳を振りかざすのが大好きな政治屋が、一番、挨拶を「空洞化」させ、人と人とのつながりを虚しいものにしているのだから、そんな国にまともなコミュニケーションなんてものがありゃしないのは当然のことです。
 この民主党の候補者の声が聞こえなくなるまで、1時間近く。私は20分ほど経ったところで耐えきれなくなり、久しぶりに耳栓をしてしまいました。

 一昨日は一昨日で、夕方、とある駅前にいたら選挙カーがやって来て、ウグイス嬢(という名のただの婆さん)が「間もなく5時より、●●党(よく聞こえなかったが、おそらく「老人ばかりなのに次世代の党」)の××が駅前で演説をさせていただきます!」と騒音テロを予告。
 済ませておきたい用事があったのに、はあ~とため息をつきながら帰宅することにしました。

 そういえば、大阪の駅前で演説をしていた共産党の清水ただし(清水忠史)という候補者とその一味が、目の前で倒れた女性を見殺しにしようとしたというニュース、大手メディアはまったく報道しませんね。私は朝日新聞を朝夕刊ともとっていますが、少なくとも紙面には載っていません。

 日本共産党、選挙カーの対応を謝罪 倒れた女性への対応めぐり-J-CASTニュース

 日本共産党、選挙カーの対応を謝罪 倒れた女性への対応めぐり.jpg

 共産党大阪府委員会の釈明その1

 共産党の釈明その1.jpg

 共産党大阪府委員会の釈明その2

 共産党の釈明その2.jpg

 事件の当事者で、この出来事をTwitterに投稿した人が、共産党の発表に「事実と違うやないですか!」と電話で抗議している音声。

 http://twitsound.jp/musics/tscMal2Bs
 http://twitsound.jp/musics/tsNWRkFdZ
 http://twitsound.jp/musics/tsxti9JgW
 http://twitsound.jp/musics/tswemxgD4

 最初のTwitterの投稿はすでに消してあるし、ネットに書かれている話なんてどこまで真実かわからんということもできますが(このブログも含めてね)、少なくとも共産党が言い訳のコメントを出したということは、「問題行動があった」のは事実でしょう。

 もっとも、こんな事態を引き起こすのは共産党に限らないと思いますけどね。拡声器まで使ってギャーギャー喚き散らす人間なんて、その時点で周囲のことを考える理性を失っているんだから、他の政党の候補者でも同じことをしでかすんじゃないですか、どうせ。
 ミギやヒダリの旦那様~、哀れな市民に静けさを~。

 ああ、そういえば明日は明日で、一日中、市の広報車が「投票日です。投票しましょう!」と放送しながら走り回るのか……。
 新聞やテレビを見ていれば「今日は投票日だ」とわかって当たり前(そもそも、投票用紙が送られてくるんだし)だと思うのですが、「それでもわからない人に教えてやろう!」というこのバカバカしさは、いったいなんなんだろう。

 追記: 「こんな事態を引き起こすのは共産党に限らないと思いますけどね」書いた通り、自民党の山田美樹(山田みき)というバカも似たようなことをしでかしたらしいです。毎日新聞より。

――――――

 衆院選公示期間中の12日、東京1区の自民党、山田美樹氏(40)の運動員が選挙区内で人身事故を起こし、被害者が救急搬送される近くで山田氏ら陣営が街頭演説を行っていたことが毎日新聞の取材で分かった。翌日に被害者の入院先を訪ねてきた秘書が、応対した親族に「(投開票後の)月曜まで待ってくれ」などと言って身分を明かさなかったことも判明。被害者側は「非常識だ」と批判しており、山田氏の事務所は取材に対し、山田氏本人に事故をすぐ報告すべきだったなどと釈明している。(以下略)

 http://mainichi.jp/select/news/20141227k0000e040214000c.html

 山田美樹が人身事故後も演説を続け身分を隠す.jpg

――――――

 この山田という奴が被害者を見舞いに行ったのは、<毎日新聞が取材を申し込んだ翌日(20日)だった>とか、<事故当日の経緯や事故後の対応について、国会周辺で山田氏本人に直接聞いたところ「イレギュラーな取材は勘弁してほしい」とだけ述べた>とか、呆れるような対応ばかり。
 政治屋なんてこんなふうに、人間として致命的な欠陥を抱えている連中だからこそ、町中でギャーギャー喚き散らすことができるんだろう、きっと。

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カテゴリ:政治家・団体・デモ
どいつもこいつも違法行為ばかりの政治屋
 衆議院議員選挙が始まって1週間経ちました。今のところ、公示後に選挙カーでうちの周囲を連呼して回ったのは、共産党と民主党の候補者が3~4回ずつ。特に民主党の候補者は、うちの前に車を止め、住宅地の路上で演説までしやがりました。あ、ここまで書いたら社民党の選挙カーが回ってきた。

 それでも、「当分は毎日毎日、朝から晩まで、入れ替わり立ち替わりの連呼や演説に悩まされるのか」と覚悟していたわりに、それほどひどくないのでいい意味で拍子抜け。衆院選はいつもこんな感じだったかどうかよく覚えてませんが、このまま選挙が終わってくれ、と祈るような気持ちでいます。

 うちの周囲は選挙が近づくと、公示前から共産党やその関連団体(共産党後援会や東京土建)が、車や徒歩で演説をして回ります。公示後の選挙カーからの連呼より、むしろそちらほうがうるさいくらいですが、今回は急に決まった選挙のためか一度しか姿を現しませんでした。
 まあ、私は住宅地に住んでいるからなんとかやり過ごせているだけで、これが駅前だったら、今頃は毎日の街頭演説で生活がズタズタにされていたでしょう。

 日本の公職選挙法は、演説だろうが連呼だろうが、要するに「人様の家や職場の前で、政治屋や政治団体が拡声器を使ってギャーギャー喚き散らすこと」を認めてしまっているから、「やめろ」と言っても通りません。有権者が「頼むから静かにしてください」と涙を流して「お願い」するしかないし、それを聞き入れるか聞き入れないかは政治屋次第。這いつくばって「お願い」したとしても、大抵は「連呼や演説は民主主義の根幹なのだ、表現の自由なのだ!」などと言って突っぱねてくるだけなのが現実です。
 「表現の自由」と「表現する手段の自由」を混同しているアホに、何を言ってもしょうがないのでしょう。

 選挙カーからの連呼や街頭演説に「うるさいからやめてくれ」と言うと、政治屋は「公職選挙法で認められているのだ!」とも言ってきます。確かにそれは事実です。でも、明らかに違法であるにもかかわらず、大手を振ってまかり通っている選挙違反行為もあります。
 以前のエントリーで書いた、東京都議会議員・山内あきら(山内晃)の演説が代表的な例です。

 この山内あきらという政治屋は、品川区議会議員だった2013年1月29日の夕方、東急池上線戸越銀座駅前で「夕方のご挨拶」をしていて、私はたまたまその場に出くわしてしまいました。演説の内容は、以前のエントリーに音声ファイルをUPしていますがこんな感じ。

 「自民党の品川区議会議員の3期目を務めております山内あきらでございます。この6月に行われます東京都議会議員選挙に、自民党からの公認をいただき挑んでいく所存でございます。よろしくお願いを申し上げます」

 録音した音声以外にも、「大変厳しい選挙戦になっておりますが、ぜひ、みなさまのお力添えをお願いいたします」「どうかみなさまのご慈悲で、私を都議会へと送り出してください!」などと繰り返し叫んでいました。

 この演説をしていたのは1月で、都議選が予定されていたのは6月。つまり、実際に選挙が行われる半年も前から「私を都議会に送り出してください」と「選挙運動」をしていたわけです。

 その後、私が住んでいる市の市長選挙でも、共産党の立候補予定者が告示の1カ月以上前から、選挙カーと同じ車を走らせながら連呼行為をしたり(「連呼」は告示後でないと認められない)、「今回の市長選に立候補いたします、共産党の●●です!」と演説したりしていました。
 最も悪質なのは、この立候補予定者が商店街で同様の演説をしているとき、横に同じ共産党の現職市議会議員がいて、一緒に「来月の市長選では●●さんに1票を投じ、明るい市制を託しましょう!」などと演説していたことです。

 私は公職選挙法を調べ、第百二十九条に<選挙運動は(中略)候補者の届出のあった日から当該選挙の期日の前日まででなければ、することができない>と書いてあるのを確認して、東京都の選挙管理委員会に電話で問い合わせました。

 「選挙運動というのは、告示の日から投票日の前日までしか、してはいけないんですよね」
 「そうですね」
 「選挙運動には街頭演説も入ると思いますが、(山内あきらや、共産党の市長選候補者が告示前に言っていた言葉を、できるだけ忠実に再現)こういう内容の演説はどうなんでしょうか」
 「違法ですね」
 「もう一度確認しますが、告示前に街頭演説で『特定の選挙に出馬すると意思表示をする』『自分に投票して欲しいと依頼する』のは、公職選挙法違反ということですね」
 「はい、選挙というのは告示や公示があって『ヨーイドン』でスタートするものですから違法です」

 ここまではいいのですが、問題はそれから。

 「でも、実際にはこういう違法な演説を、どの政治家も平気でやってますよね。朝立ち(ああ、イヤラシイ……)とかなんとか言って駅前で演説する政治家は、特に選挙が近づくと立候補の表明や投票依頼を繰り返してるじゃないですか。なんでそれを公職選挙法違反で摘発しないんでしょう」

 私が質問しても、職員は「そうですねえ……」と言ったきり無言のままでした。

 まあ、理由は簡単。「演説の内容は証拠が残らず、摘発しようがない」からでしょう。
 現に、今回の衆院選でも数百に及ぶ公示前の違法行為が警告されていると新聞の小さな記事で読みましたが、その99%が「違法な場所にポスターを貼る」といった文書図画に関する違反だそうです。

 「見ればわかる、証拠が形として残る」文書に関する違法行為なら警告する(できる)。でも、違法な演説は警告しない(できない)。それは「音」というのは形が残らず証拠が見つけられないから。証拠が残らないから政治屋どもは、わかりゃしないと高をくくって違法な演説を繰り返すんでしょう。
 いや、もしかすると、公示・告示前に「選挙に出る」「自分に投票しろ」と演説するのは違法行為だと知らないのか?
 前者なら悪質だし、後者ならただのスカポンタンということです。

 私は念のため、市の選挙管理委員会と、所轄警察署の選挙対策本部にも同じ質問をしたのですが、返事は同じ「公職選挙法違反ですね」でした。
 その上で「我々も手が足りません。そのような違法行為を見かけたら、積極的に連絡してくださると助かりますよ」などと言ってくるので、「連絡したら摘発するんですか?」と聞くと「いやあ……」と口を濁すだけというのも都の選管と同じ。
 なんなんだあんたらは、と苦笑するしかありません。

 今回の衆院選に関する中日新聞の記事

違法な事前運動.jpg

 ここには、<中部地方の複数の立候補予定者は、個人名を書いたたすきをかけて街頭に立った。公選法違反の可能性が高いが、ある陣営関係者は「選管から文句を言われたことがない。分かってやっている部分もある」と声をひそめる>とあります。

 こんな「脱法選挙」に血道を上げる連中が「日本の未来を築きます!」みたいなことを叫んで、何かいいことでもあるんでしょうか? 私にはよくわかりません。 どうせ当選したって「やっと議員になれたんですぅ~!」と泣き叫ぶか、SMバーに行ったり(ちょっとうらやましいな)、ジジババに芝居を見せたりして買収するだけでしょ。
 この記事の下の囲みには、違法な選挙運動についての簡単な解説も付いてます。<選挙期間外に、特定の選挙での投票を依頼する演説や文書の配布をしたり、立候補予定者が街頭などで自身の名を書いたたすきをかけることはできない>のです。

 これは、たまたま見つけただけで今回の衆院選には関係ありませんが、来年の北海道議会議員選挙に出馬すると表明している元衆議院議員・あさの貴博(浅野貴博)のブログ
 毎日のように朝7時半からやっているという街頭演説の予定が載っていますが、驚いたのは必ず<見かけたら声をかけて下さいね!お車からクラクションでの声援も大歓迎です!!!>という決め台詞が書いてあることです。

あさの貴博のブログ.jpg

 えっと、クラクションをむやみに鳴らしてはいけないというのは常識だと思うのですが。車の運転をしない私でも知っていることで、道路交通法第五十四条に<車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない>と明記され、これに違反すると第百二十一条で<二万円以下の罰金又は科料に処する>と書いてあります。

 あさの貴博というのは、そんなことも知らないんでしょうか。「おやびんおやびん、『クラクションを鳴らすの大歓迎』はまずいでやんすよ~」と指摘してくれる取り巻きはいないんでしょうか。
 こんな誘いにうっかり乗ると、警察に2万円お納めすることになる可能性もあるので、用心したほうがいいですねー。

 この「朝7時半から街頭演説をしている」と自慢気に書いているブログを見て、「そういえば、通常の政治活動での街頭演説って、何時から何時まで許されてるんだろう」と改めて疑問に思いました。
 選挙期間中の演説や連呼は、公職選挙法で朝8時から夜8時までと決められていますが、それ以外の「政治活動」における演説は時間の縛りがなさそうだったからです。
 公職選挙法に何も書かれていないのを確認して、都の選管に電話で聞いてみると「通常の政治活動における街頭演説は、時間に決まりがありません。何時でも可能です」という返事。
 やっぱりそうなんだ。

 朝7時台、6時台という早朝、あるいは夜の9時過ぎといった遅い時間でも、街頭でハンドマイクを持って喚き散らすことが自由にできてしまう日本の政治活動。理屈の上では夜中の2時、3時でも演説が可能です。
 これがまともな国の制度とはとても思えません。

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■プロフィール

Author:H・K
市民グループ「静かな街を考える会」会員H・Kのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

下記の「カテゴリ」から、気になるテーマを選ぶと読みやすいと思います。また「ブログ内検索」で検索すると、その言葉の含まれたエントリー一覧が表示されます。

「静かな街を考える会」については、このブログのトップエントリーで簡単にご説明しています。詳しくは「静かな街を考える会」のホームページをご覧ください。

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