休日は騒音で朝から気が重い
 土日祝日は、朝から気が重いです。

 もちろん、その理由は「平日より、うるさくなるから」。
 私は自宅で仕事をしているので、基本的に毎日、家にいますが、平日なら子供は学校に行っているので、家の周囲がうるさくなるとしても午後からで済むのに、休日は朝っぱらからガキどもの奇声やボールの音がガンガン響いてきます。
 ああ、ちょうどこれを書いている間にも、さっそく始まりました……。

 なんで奴らは、まるでジャングルで縄張りを誇示する獣のように、ギャーギャー雄叫びを上げ続けなければ活動できないんだろう? しかも、路上で叫び狂ったり、公園でも金属製の遊具にボールをぶつけて、わざと「バン! バン! バン!」と耳障りな音を鳴らしたり(それを禁止する看板も立ててあるのに)して、まさに野獣のように暴れ放題です。

 うるさいのは、子供だけじゃありません。廃品回収業者やさおだけ屋などの移動販売車が、けたたましいアナウンスを流しながらやって来たり、政治屋(特に共産党関連)や自治会のバカどもが演説を始めたりといったことも、平日より休日のほうが多いような気がします。連中は、自宅にいる人が多い休日に徘徊しようとするのだろうから、休みの日が特にうるさくなるのも当然でしょう。
 ほかにも、なんだかよくわからないけどどこからか、正体不明の音楽やアナウンスが風に乗って聞こえてきたりするのも、休日のほうが多いような気がするし。休日は平日と比べて、こういう「予測できない騒音」が増えるから嫌なんだ。

 ってゆーか、まさにここまで書いたとき、廃品回収車の「こふぃらふぁ~」のアナウンスが聞こえてきました。まだ姿は見えないけれど、かなりの大音量です。110番通報するかどうか、考えなきゃいかんなあ。

 こういう状況に嫌気が差して外に出ても、やっぱり平日より休日のほうがうるさいからたまらない。
 町中にも子供があふれてキーキー超音波を発し続けているし、買い物でもするかと思ってスーパーなどに行ってもそれは同じ。商業施設の場合、休日は客が増えるから全体的に騒がしくなるのはしょうがないとしても、店員がいつも以上にテンションを上げて叫びまくったり、キャンペーンだのなんだのといって大音量で音楽を鳴らしたりするので、とても買い物をするのは不可能です。平日でもスーパーやショッピングモールに行くとうんざりするのに、休みの日になど行けたものじゃありません。

 ファミレス? あんなうるさいところ平日でも避けるのに、マナーも知らないバカ親と絶叫クソガキだらけになる休日なんかに、絶対、行くわけがありません。

 あ、今度は近所の住人が夫婦揃って、路上でバイクをいじり始めました。こいつらがバイクをいじると、コンクリートの道路に工具を放り投げるから、そのたびに「カキーン、カキーン」という音が響いてとてもやかましいのです。しかも仕上げに、必ず30分くらいエンジンを吹かし続けるというはた迷惑なバカ夫婦なのです。
 これからしばらくは、「バババババ! ババババババ!」という轟音が続くんだなあ。狂ってるなあ。

 休日はビジネス街が静かになって、そのぶん、繁華街や商業施設や住宅地に人が増えてざわざわしたり、騒がしくなったりするのは当たり前のこととはいえ、一人ひとりが「うるさいのって、嫌だよね。人に迷惑をかけるよね。大声を張り上げたり、大きな音を出したりするのはみっともないよね」という考えを持ってくれれば、もう少しまともな環境になるんじゃないかと思うんですけどね。
 ま、日本人なんて、こういう発想ができない騒音鈍感民族だから、期待するだけ無駄なのかもしれません。

 図書館だって休日のほうがうるさいけど、ほかの施設に比べればましだから、ちょっと出かけて本でも読むしかなさそうです。腹が減ったら、うちの近くにあるBGMがない大人の喫茶店で飯を食い、店内が少し落ち着く夜になったら、スーパーで買い物でもしてくるか。
 やれやれ。

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カテゴリ:騒音をめぐるあれこれ
「静かに笑顔で」商売するアイスクリーム屋
 ビバ! ロンドンのすばらしいアイスクリーム屋さん! 毎日新聞の記事から。

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発信箱:音楽は12秒だけ=小倉孝保

毎日新聞 2014年04月02日 01時23分(最終更新 04月02日 01時23分)

 改造した貨物自動車(バン)でアイスクリームを売るロンドンのジョン・ボナーさん(50)は二つのことに注意している。一つは品質管理。もう一つは騒音を出さないことである。

 バンを止めている間、商売を知らせる放送や音楽を流さず、静かに笑顔でアイスクリームを売る。親を手伝い、11歳でこの商売に入ったボナーさんは言う。「住民にうるさいと思われたら、アイスクリームを愛してもらえなくなりますから」

 英国のアイスクリーム売りにはかつて、にぎやかな音楽がつきものだった。子供たちは、「アルプス一万尺」などの曲を聞いては、胸を高鳴らせバンの前に列を作った。住民からの苦情で騒音規制が強化されたのは1982年。今、音楽は正午から午後7時までの間、商売スタート時の12秒間に規制されている。しかも学校や病院、宗教施設から50メートル以内では禁止だ。

 屋外騒音規制の厳しい英国では、物売りの声を聞くことはなく、政治家やデモ指導者がマイクを握る姿をみることもない。騒音軽減を求める市民団体のリサ・ラビアさん(52)は言う。「権利には責任がついて回ります。表現の自由もビジネスも、騒音とのバランスの中で実現すべきです」

 日本でも屋外でのスピーカー利用や街頭演説について騒音の観点から、もっと議論があってもいい。「この商売を残すためにも適度の規制は必要です」と言うボナーさんは2月、今年の全英最優秀アイスクリーム販売人に選ばれた。取材の最後に自慢のソフトクリームをいただいた。頭がキーンとするほど冷えたバニラは、適度な甘みでさすがナンバーワンの味だった。(欧州総局)

アイスクリーム屋.jpg

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 「住民にうるさいと思われたら、アイスクリームを愛してもらえなくなりますから」
 「権利には責任がついて回ります。表現の自由もビジネスも、騒音とのバランスの中で実現すべきです」
 「この商売を残すためにも適度の規制は必要です」

 『声に出して読みたい名言』なんて、誰かが書いてそうな本があったら、絶対に収録したい名言ばかり。これが、まともな人間の思考であり言葉というものでしょう。

 翻って日本は、「静かに笑顔で」物を売るということができない連中だらけ。移動販売に限らず、どんな店に行っても狂ったように音楽や宣伝放送を流し、「いらっしゃいませこんにちはああああああああ!」「どーぞごりよーくださあああああああああああい!」などと押しつけがましく叫び続ける、まるでスイッチが壊れた機械のような人間しかいません。そして、そのことを「ちょっと、おかしいんじゃないか」と言う人すら滅多にいないという、もうどうしようもなく非人間的な国です。

 「日本人は、節度や礼節をわきまえたすばらしい国民だ!」なんて妙なセルフイメージが、いったいどこから湧いて出てくるのか私には不思議でなりません。キチガイじみた絶叫商売ばかりの国と、「静かに笑顔で」物を売るこのアイスクリーム屋と、どちらが本当の「おもてなし」をしていると言えるんでしょうねえ?

 この記者も「日本でも屋外でのスピーカー利用や街頭演説について騒音の観点から、もっと議論があってもいい。」と書くなら、書きっぱなしにしないでちゃんと紙面で提言してほしいですね(~があってもいい、というのは「実のところ、あまり深く考えてません」ということを示す新聞記事の常套句ですからねー)。
 「屋外騒音規制の厳しい英国では、物売りの声を聞くことはなく、政治家やデモ指導者がマイクを握る姿をみることもない。」と書いている一方で、同じ紙面に「“元気”を届ける移動販売!」「政治家が街頭で訴えた!」「デモで何百人が気勢を上げた!」だのと嬉しそうに載せている矛盾に気づかないんじゃ片手落ちですよ。

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カテゴリ:廃品回収・移動販売
廃品回収車への110番回数(2014年3月)
 2014年3月の廃品回収車(不用品回収車)に対する110番通報は、1回でした。

 とにかく、3月は業者の数が少なかった。2月下旬からやかましいスピーカー音がぱったりと途絶えて、1カ月以上もの間、一度も聞かされずに済んだほどです。こんなに長く「あの騒音」がなくなった記憶は、ここ数年ありません。
 このままいけば、3月中はあの音を聞かされず、110番もしないで過ごせると思っていたのですが、なかなかうまくいかないもの。月末近くに1台やってきて、うちの周囲をうろうろし始めたので通報する羽目になりました。

 正確に言えば、隣町を歩いているときに廃品回収業者が現れたので、耳を塞ぎながら慌てて方向転換したことが一度だけありました。でも、それ以外は自宅にいるときも、外出したときも業者との遭遇は皆無。
 4月に入ってからも、まだ現れていないので、少しでも長くこの状態が続いてくれることを願っています。

●2010年6月以降の110番回数

2010年6月  2回
2010年7月  5回
2010年8月  8回
2010年9月  7回
2010年10月  8回
2010年11月 14回
2010年12月  6回
2011年1月  4回
2011年2月  2回
2011年3月  1回
2011年4月  0回
2011年5月  1回
2011年6月  5回
2011年7月  5回
2011年8月  1回
2011年9月  5回
2011年10月  1回
2011年11月  7回
2011年12月  4回
2012年1月  3回
2012年2月  1回
2012年3月  1回
2012年4月  3回
2012年5月  2回
2012年6月  1回
2012年7月  2回
2012年8月  1回
2012年9月  2回
2012年10月  5回
2012年11月  3回
2012年12月  5回
2013年1月  1回
2013年2月  2回
2013年3月  4回
2013年4月  4回
2013年5月  0回
2013年6月  1回
2013年7月  2回
2013年8月  4回
2013年9月  0回
2013年10月  3回
2013年11月  1回
2013年12月  1回
2014年1月  1回
2014年2月  3回
2014年3月  1回

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カテゴリ:廃品回収・移動販売
バス停に止まるたび緊急地震速報発令!
 本当に、世の中には「もっともっと音を鳴らしてやらないと、物事に注意を向けたり判断したりすることができないバカばかりだからな」とか、「もっと音を鳴らしてくれないと、私は自分が何に注意したらいいか、どう行動したらいいかわからない!」とか言いたげな人が、どれだけたくさんいるんでしょうか。
 1カ月ほど前の朝日新聞の記事。

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 緊急地震速報!? 案内音に苦情、変更

 関東バス(中野区)の路線バス内で流される音声案内の電子音が「緊急地震速報に似ている」との苦情を受け、同社は28日、音を変更した。
 JR吉祥寺、三鷹、武蔵境各駅を発着する路線を運行する武蔵野営業所の約80両。2月15日、車内で流す音声広告の更新に合わせ、「次、とまります」の音声の前に数秒間の電子音を入れた。これに対し「緊急地震速報に似ていて驚く」と2件の苦情が寄せられた。
 同社によると、音は営業所が数種類から選ぶ。その際、緊急地震速報と似ていると感じた社員はいなかった。「不快に思う方がいるのは事実で、早急に変更した」

関東バス案内音.jpg

――――――

 緊急地震速報がどんな音か、私はあまりテレビを見ないのでよくわかりませんが、「ピロリロリーン! ピロリロリーン!」といった、かなりやかましい音だったような気がします。
 そんなけたたましい音をバスの車内で鳴らすという関東バス社員のあまりにも鈍い感覚は、もう、どうしようもないと思います。「驚くから別の音にしてくれ」という乗客からの苦情は、至極まっとうなものでしょう。

 私はたまにしかバスに乗りませんが、降車ボタンを押したときに流れる音は「次、止まります」というアナウンスか、その前に注意音を加えるにしても、家庭の玄関チャイムのような比較的おだやかな「ピンポーン」という音で十分だと思います。実際にほとんどのバスは、そんなものじゃないでしょうか。「ピンポーン。はい、次、止まります」
 そもそも、昔は降車ボタンを押したときに鳴るのは「ピンポーン」という音だけで、いちいち「次、止まります」なんて言うようになったのは、比較的最近のことのように思うのですが、どうなのでしょうか。

 私は、バスの中で乗客が降車ボタンを押したときに、「ピンポーン」というやわらかめの音を鳴らすのは別にかまわないと思います。ボタンを押しても音でリアクションがなかったら、大抵の乗客が「ちゃんと止まるかな」と不安になるのも当然だと思うからです。
 でも、「次、止まります」とアナウンスをするのは、細かいことを言えばそれだけでかなり不愉快なのです。というのは、いちいち「次の停留所に止まります」とバカ丁寧に説明するよりも、「バスの中で『ピンポーン』という音がしたら、それは次の停留所に止まる合図」だということを人々がちゃんと認識して、いちいち具体的なことをあれこれ言われなくても判断したり行動したりできる、そんな「余地」を社会に残しておくのは、とても大事なことだと思うからです。

 今の世の中は、そういう「余地」をどんどんなくしていこうとしています。ありとあらゆる場所でスピーカーから「次はああするぞ、こうするぞ、だからあなたはああしなさい、こうしなさい」という命令まがいの放送が流されていて、そんなアナウンスをするほうも聞かされるほうも、「ちょっとおかしいんじゃないか」と思わない人ばかりです。
 アナウンスだけでなく生身の人間がすることも同じ。いろいろな店の店員だって、いちいち自分の行動を口に出して「説明」しないと気が済まない、一種の「アナウンス病」にかかっている人たちばかりです(それは店員自身のせいではなく、そんなやり方をさせる経営者や社会の風潮が悪いのですが)。

 たとえば、スーパーやコンビニのレジでレシートを受け取るとき、わずか4、5秒でも間が空くと「ただいま、レシートをお出ししております!」と、バカバカしいほどご丁寧に言ってくる店員がいます。そんなことは見ればわかるっちゅーの。
 こんなふうに言われると、私はまるで、腹を空かせてむずかる幼児を「今、お皿を出ちてまちゅからねー、もうちょっと待ってねー、はいできまちたー!」と、なだめようとしている親か何かの態度と同じとしか思えず、「大の大人に向かって失礼な」という不愉快さしか感じないのですが、ほとんどの人はこういう接客を「丁寧だ!」「説明してくれてうれしい!」などと言って喜んでいるようです。

 私は、そんな「幼児扱いされて喜ぶ社会」が嫌で嫌で仕方ありません。

 この記事の事例で言えば、関東バスが「次、止まります」の前に、緊急地震速報のようなけたたましい注意音まで加えて平然としていられるのは、バス会社が「もっと強烈な音を鳴らしてやらないと、アナウンスに注意を向けることができないバカな客ばかりだからな」と判断したか、乗客が「もっともっと注意音を鳴らしてくれないと、自分がアナウンスに注意すべきかどうかわからないの!」というアホな要求をするようになったかのどちらか、あるいはその両方なんでしょう。
 それが幼児化社会ということです。

 「ピンポーン」のような控えめな音か、「次、止まります」のアナウンスか、せいぜいその両方を組み合わせるところまではかまわないとしても、いちいちバスが止まるたびに緊急地震速報まがいのけたたましい音まで鳴らして「教えて」やらないと気が済まない、「教えて」もらわないと気が済まない社会なんてもはや異常です。

 この緊急地震速報のような音に「驚く」と苦情を言った人がたった二人とはいえいて、別の音に変更されたことについてはよかったと思います。でも、そこからさらに一歩踏み込んで、「そんなにああしろ! こうしろ! と言われ続ける社会が、本当にまともなものなのかな?」というところまで考えてくれる人が増えないものかなあ、と思います。

 そういえば今、思い出したのですが、私は去年の秋、10年ぶりくらいで関東バスに乗りました。15分ほどの短い時間だったし、もう半年も前なので細かいことは忘れてしまいましたが、「関東バス、うるさいなあ」と思ったものです。
 とにかく全体的に、ドアの開け閉めだのなんだので流れる注意音や、さまざまなアナウンスが過剰でうるさく、とてもイライラしたことを思い出しました。あのバス会社なら「緊急地震速報」もやりかねんわな。

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カテゴリ:駅・車内
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■プロフィール

Author:S.B
市民グループ「静かな街を考える会」会員S.Bのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

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