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ドラッグストアに薬を買いに行って死ぬのは嫌~
 ついさきほど、どうしても、どうしても、どうしてもやむを得ず、某ドラッグストアに行きました。ドラッグストアなんてジャンルで言えば、ヨドバシやビックカメラのような家電量販店の次にうるさい店。本当は死んでも行きたくなかったのですが、死んでしまってはいけないので死ぬ気で行きました(もはやあまりのうるささにやられて、意識がもうろうとしている状態)。

 店内は案の定、天井から叩きつけてくる大音量のBGMと、一つの棚に二つ三つは当たり前に取り付けられたモニターからのけたたましい宣伝放送で、まさに「音地獄」。私はさっさと買い物をすませて逃げ出そうとしたのですが、そこでかなり悲惨な状況に遭遇してしまいました。
 70歳くらいの明らかにかぜをひいている客が「かぜ薬はどこ?」と質問していたのですが、店内があまりにもうるさくて店員に声が届かないのです。

 その客は、かぜでのどをやられているようでした。熱もかなり高かったのでしょう。顔を真っ赤にしながら必死で「かぜ薬ちょうだい! のどと熱に効くやつ!」みたいなことを、声を絞り出して質問しているのに、目の前にいる店員は「はい? はい? はいい~?」と眉間に皺を寄せて聞き返すだけ。何度も何度も説明して、ようやく理解してもらえたようでした。最後はその客、このまま死んでしまうんじゃないかというほど、鬼気迫る光景でした。ドラッグストアに薬を買いに行ってそのまま死んだら嫌だな~。

 こんな状況でも、ドラッグストアの経営者や店員は「うちは病人も来るところなんだから、少し静かな店にしよう」とは思わず、むしろ他の小売店と比べてもけたたましい音楽や宣伝ばかり流しているのだから、彼らの考えていることは理解不能です。

 もし、これがドラッグストアではなく、化粧品専門店とか雑貨専門店なら、このブログで何度も指摘するように「公共度がかなり低い店」になるから、お好きなだけうるさくすればいいと思いますよ。渋谷の109がどれだけやかましくても「別に関係ないしねー」と割り切ることができるのと同じです。
 しかし、町中にあるドラッグストアという「具合の悪い人も行く、薬を売っている日常使いの店」が、大音量の音楽や宣伝放送で病人をさらに弱らせるようなことをして、いったい何がうれしいんでしょうか。もしかして、病気をさらに悪化させてじゃんじゃん薬を売りつけようという魂胆なんでしょうか?
 私は真面目な話、ドラッグストアには法律や条例で「店内を何デシベル以下にしなければならない」という規制をかけるべきだと思います。薬を扱っている店が店内の環境にまるで無頓着でいられるというのは、おかしなことです。

 「ドラッグストアは病人に厳しい」だけじゃありません。あまりにも気狂いじみたハイテンションの店内では、それにつられた子供がポカリスエット(なぜだ!)を放り投げながらギャーギャー走り回る異様な光景が繰り広げられていました。店の端から端まで届く大声で「ちょっと! こっちに安いのあるよ!」などと絶叫しているちょっとアレな夫婦もいました。とても「具合の悪い人のために薬を売っている店」とは思えない地獄絵図です。

 5年ほど前、頭痛薬を買いに行ってかえって具合を悪くして以来、私はドラッグストアにできる限り行かないようにしています。今回は仕方なく、1年ぶりぐらいで足を踏み入れましたが、これじゃたまりません。クリエイトにはあと50年は近づきたくないですね。

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カテゴリ:店・施設・商店街
不動産屋の違法看板は交番へ届けることにしました
 また、「音」の問題から少し離れて、不動産屋の違法な捨て看板、案内板の問題について書きます。

 先日、うちの近くに大量の不動産業者の看板が貼られていました。400~500メートルほどの長さの道路に30枚以上! 電柱という電柱、標識という標識のほとんどすべてがベタベタと、邪魔で見苦しい案内板だらけになっていました。中には、私有地であるマンションの敷地内に貼られているものもあって、本当に悪質です。

 私はいつもなら、剥がした看板を自宅に持って帰り、そのままゴミとして出しますが、このときはちょっと考えて、自転車で数分のところにある交番へ持って行くことにしました。
 交番で警官に山のような案内板を見せながら、「今のところ、警察が『実際に貼り紙をしている現行犯』でなければ対処するつもりがないというのは、以前聞いたことがあるので知っています。でも、一人で剥がしてそのまま捨てても、いたちごっこになるだけでなんの意味もありません。これからは、近くで剥がした看板は、できるだけこの交番に持ってくるようにします。いいですね」と話をして了解をもらいました。

 こういう看板には、業者の名前も電話番号も書いていないもの、どちらかは書いてあるもの、どちらも書いてないものがありますが、少なくとも電話番号が書いてあれば「えーかげんにしとけよ」と警察が業者に電話して、プレッシャーをかけることはできます。「せめて、それぐらいやってくださいよ」と警官に話をしておいたので、ただ持ち帰って捨てるよりは意味のある行為になるんじゃないかと思います(ま、本当にやってくれるかどうかはわかりませんが)。
 カラーコーンの案内板だって、何キロも離れた交番まで持って行くのは無理ですが、数百メートルぐらいなら自転車で運ぶことができます。これこそ自宅に持ち帰っても処分に困るだけなので、これからはどんどん、交番に持って行こうと思います。

 それにしても、なんなんだろうと思います。
 私が住んでいる市では、年に一度「環境美化運動」みたいなことをやっています。そのときは1週間ほど、駅前や商業施設などの前に市の職員や「善意あふれる人々」が仁王立ちして、ハンドマイクで「ごみのポイ捨てはやめましょおおおおーーーー!」「地域の環境を守りましょおおおおーーーー!などと絶叫します。まあ、これはどの自治体でもやっていることなんでしょう。
 年に一度のことなので、私はほとんど遭遇せずに済んでますが、去年はたまたまスーパーの前を通りかかったときに聞かされて、うんざりしてしまいました。

 でもなあ、こんな絶叫で「環境」を汚して平気でいられる神経がわからないのと同時に、「ごみのポイ捨て」は気になるのに、そこら中にベタベタ貼られている不動産屋の違法案内板や、堂々と道路に置いて人の通行を妨害している商店の看板や「のぼり」のひどさについては、まったく「見えない」「気づかない」「わからない」日本人の現実認識いうのは、本当に摩訶不思議です。

 「あんたたちは環境、環境と言うが、環境って何かね?」

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カテゴリ:景観
ジャイアンより幼稚な日本の政治家たち
 ここ1週間の間に、立て続けに共産党と(関連団体の)東京土建の宣伝車に襲われました。
 共産党は「憲法9条を守りましょう!」、東京土建は「特定秘密保護法に反対しましょう!」と絶叫しながら、住宅地の中を行ったり来たり。もう、本当に勘弁してくれ~! 堪忍してくださいよ~! なんでも言うこと聞くから暴力だけはやめてお願いだから!

 この時期に街宣をするってのは、都知事選に負けた腹いせなんでしょう。なんか嫌な予感がするなあ。うちの周囲は共産党はしょっちゅう、東京土建は年に2回ぐらい街宣に回ってきますが、今後はますます頻度が高くなるのかもしれません。「街宣が嫌なら共産党に投票しろ!」という脅しのつもりなんでしょうが、本当にタチが悪い。
 いや、もし選挙で共産党が勝ったとすれば、それはそれで図に乗って街宣活動を活発化させるでしょうから、どっちに転んでもろくなことはないのかもしれません……。

 連中の行動は、憲法9条がどうの、特定秘密保護法がどうのなんて、そんなこと以前の問題です。「おれのものはおれのもの。お前のものはおれのもの!」(「もの」というのは、一人ひとりの大切な「時間」や「精神」など、かけがいのないすべてのもの)と言わんばかりに住宅地で傍若無人にふるまい、音という暴力で人の思考や自由を奪おうとする連中から、偉そうに「~しろよお!」などと指示されるいわれはありません。お前はジャイアンか! なんとかしてよドラえも~ん!

 愛国心を持てだの道徳を学べだのと強制されるのは御免。憲法9条を守れだの特定秘密保護法に反対しろだのと強制されるのも御免。私は自分の頭でものを考えます。そのために必要なのは自分なりに本を読んだり、人と直接話をしたりすることであって、右だろうと左だろうと拡声器を使ってギャーギャー喚き散らすのが大好きな連中から、一方的に主義主張を押しつけられる必要はまったくありません。そんな暴力的な手法を使わないと伝わらない思想なんて、鼻をかんだちり紙より価値がありません。

 お前はジャイアンか! なんて書いて思いましたが、こういう連中の街宣はまさに「聞きたくもない音の押しつけ」である「ジャイアンリサイタル」そのものです。
 しかしなあ。問題はジャイアンリサイタルは、ドラえもんの世界では誰もが「やめて~!」と思っているのに対し、現実の世界では政治家どもの「リサイタル」に、ほとんどの人が文句も言わず「ただ無関心」でいることです。それどころか、知識人だの文化人だのと言われる人たちや、「自分、政治意識高~い!」などと思っている連中ほど、こういう「音の暴力」を喜び、推奨するのだから始末に負えません。

 Wikipediaのジャイアンのページに書いてある次の部分を読んだら、政治家どもの迷惑街宣活動だって同じじゃないかと思います。

――――――

 本人(ジャイアン)はそのこと(歌が下手なこと)に自覚がなく自分の歌に絶対の自信を持っており(自分の歌を「芸術」などと自賛し、聞いている)、自分の歌のひどさを指摘されると激怒する。

 しばしば「ジャイアン・リサイタル」などと銘打って独演会を開催し、手製のチケットを脅して売りつけ、町の子供たちを強引に集めて歌を聞かせては皆を困らせている。

 その歌を聞いた者の体調は直ちに悪化し(のび太ら曰く「命にかかわる」)、偶然テレビを通して歌を聴いてしまった先生はたちまち気を失い、次の日学校に出てこられなかった。また、テレビやラジオなどの AV 機器に音を入力すると破損してしまう(出力するスピーカーなども破損する。テレビでは映像に影響が出たりする。アニメでは音声ミキサーが漏電して破損したり、チャンネルを変えようとしても変えられなかったり、スピーカーのウーファー部分が飛び出したりするほど)。

 のび太は(ジャイアンの歌を)「音痴の怪獣が化けて出たような声」とドラえもんに説明している。その破壊的な歌唱力は「公害の一種」と表現されたり、「フグ毒」や「核兵器」と比較されることもあり、窓ガラスや壁を破壊するほどのエネルギーを持ち、有害な部分を強めて害虫駆除に利用されたこともある。

――――――

 (笑)。ところが、

――――――

 (ジャイアンは)歌手にはなれなかったが成人後も趣味として歌う事は続けているようで、自室でカラオケをしている描写がある。この時は部屋に一人しかいなかったが、少なくとも周囲に被害をもたらしてはいない。ただし、CM版では自分の店(スーパーマーケット)でリサイタルを開き、従業員や客に被害を与えている。

――――――

 少なくとも大人になったら、ある程度の分をわきまえているだけ、ジャイアンのほうが現実の政治家どもより、ずっとまとも。日本の政治家や政治団体の連中は、まんがのキャラクターよりはるかに幼稚というわけです。
 これじゃ、どうしようもありません。

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カテゴリ:政治家・団体・デモ
ノーチャイムにしたいなら、防災無線の放送もやめよう
 うちの周りは、今(夕方5時40分)でも、ガキどもがキーキーギャーギャー騒いでいます。今日は夕方まで不気味なほど静かでほっとしていたのに、4時半を過ぎてから何人かのガキどもが現れて暴れ始めました。

 不思議です。4時半(今の季節はどの自治体も、だいたいこの時間でしょう)には防災無線から盛大に、「子供は家に帰れ」というメロディーが鳴り響くのに、この音楽を聞いて帰る子供など、今まで一人も見たことがないのですから。むしろその放送の後からでも、平気で現れるのですから。

 別にうちの周りだけがそうだというわけではありません。外出先で夕方の「家に帰れ」音楽や放送を聞かされると、私は周りにいる子供がどんなふうに行動するかよく見るのですが、いまだかつて一人も「あ、防災無線が帰れと言ってるから帰ろう!」と(ある意味で)殊勝な行動をとる子供など見たことがありません。

 子供が「もう家に帰ろう」と判断する理由は、だいたいこんなところでしょう。
 ・暗くなってきたから
 ・親に「何時には帰って来い」と言われている時間になったから
 ・腹が減ったから
 ・見たいテレビ番組があるから
 ・塾の時間になったから
 ・遊ぶのに飽きたから
 ・友達が帰ると言うから
 などなど。

 「防災無線が鳴ったら帰って来いと言われてるから帰る」という子供や、自分の子供にそうするようしつけている親というのが、いったい世の中にいるんでしょうか? 少なくとも私は上記の通り、一人も見たことはありません。
 それに「暗くなって、そろそろ遊ぶには危ない時間になってきたから」と、子供なりにちゃんと判断して家に帰るようしつけるならともかく、「音楽が鳴ったら帰る」などと、まるでパブロフの犬のような条件付けをしたって、しつけ上いいことがあるとはとても思えません。
 もう一度書きますが、大切なのは「暗くなってきたら帰らなきゃ」と子供にわからせることであって、「音楽が鳴ったら帰る」ではないのです。日が暮れて暗くなるという自然現象と、音楽や放送を流すという人為的な行為には、なんの関連性もないんですよ。
 その二つを結びつけて、まるで犬のしつけのような条件付けをしても、いいことは何もありません。世の中のお母さん、お父さんも、そのことを薄々わかっているから、子供に「防災無線から音楽が鳴ったら、帰ってくるんだよ」なんてアホなことを教えないのだと思いますが、違いますか?

 先日の朝日新聞に、「ノーチャイム 学校の挑戦」という記事が載っていました。子供たちの自主性を伸ばそうと、各地で「ノーチャイム」を実践している学校の取り組みを紹介したものです。

ノーチャイム

 でも、じつはこんな取り組みはもう数十年も前からずっと続いていることなのです。最近になって急に始まったわけではありません。それなのにいまだにノーチャイムで教える学校はごく一部で、いつまでたっても広まる気配はありません。

 そりゃ、そうでしょうね。子供を音で条件付けするなんてバカなことに、誰も「おかしい」と言わないのが日本の社会なんですから。百万歩譲って「そろそろ帰りましょう」という放送や音楽を、学校内や公園内だけで流すならともかく、自治体の隅から隅まで、各家庭の中にまで、防災無線という暴力的な装置を使って無理やり聞かせるのが当たり前と思っているのが日本社会なんですから。

 ノーチャイムを本気で広めたいのなら、まず、防災無線のおせっかいな放送をやめること。「ああしましょう」「こうしましょう」と、誰彼かまわず「同じ行動をしましょう!」と強制する防災無線の放送に「おかしい」と言わない限り、学校のチャイムやよけいな校内放送だって減るはずはありません。

 それに、私にとって何より腹立たしいのは「防災無線が帰れと言っているのに、そんな放送を無視してギャーギャー遊び回る子供ばかり」という現実です。
 放送を聞いて本当に子供が一斉にいなくなって静かになるなら、教育上どうのこうのなんてことは抜きに「防災無線、ありがとう!」とひれ伏して感謝の言葉を捧げてもいいですが、実際は「防災無線がうるさい、そして、放送を聞いても帰らない子供がうるさい」という、ただの二重苦になっているだけなのですから。

 もし、私が「帰れ」の放送の後も外で遊んでいる子供に「防災無線が帰りなさいと言っているのだから、帰りなさい」と注意したら、きっと「何、このおっさん」という反応しか返ってこないでしょうね。そこに親が現れたら「よけいな口出しはしないでください!」なんて言ってくるでしょうね。場合によっては警察にだって通報されるでしょう。
 でも、おかしなことです。自治体が「子供は帰れ」と放送しているのに、誰もそれを守らない。そして守らない子供に帰るよううながしたら、(間違いなく)白い目で見られるのですから。

 私の住んでいる市では放送していませんが、今は多くの自治体で「子供たちを見守ってください」などという、究極のおせっかい放送が流されています(日本人は「子供を見守れ」と言われなければ見守らないということ?)。ならばよけいに、防災無線の放送を聞いても帰らない子供に「もう帰りなさい」と注意するのは、自治体が求める「市民の正しい責務」だと思うのですが、実際にはそんなことは誰も望まないし、しようともしないのだから不思議です。

 そんなバカげた防災無線の放送に、いったいなんの意味があるんでしょうか。

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カテゴリ:防災無線・広報車・夜回り
BGMがない喫茶店リスト
 本会の機関誌『AMENITY』に、たまに「BGMのない喫茶店」の紹介記事が載っているのですが、自分のためのメモも兼ねて、東京都内にある静かな店の情報をまとめておきます。古い情報もあるので、ここにあげた店が今でも本当にBGMがないかどうか定かではありません。また店の紹介といっても、ほんの数店舗です。

●渋谷
「珈琲店トップ」
東京都渋谷区道玄坂2-3-1渋谷駅前ビルB1F
http://www.top-coffee.co.jp/
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13042836/
 JR渋谷駅のすぐ目の前、スクランブル交差点を渡ったところにある「駅前ビル」の地下だそうです。すごい立地です。この店は渋谷に4店舗、新宿の西口にも1店舗あるようですが、私はたまたま数年前、井の頭線渋谷駅1階にある姉妹店「Co-Labo Cafe」に入ったことがあります。その店はBGMは流していたのですが、音量がとても小さかったので、私みたいにうるさいのが大嫌いな人間でも、そこそこ落ち着くことができました。ということは、他の店舗も本当にBGMがないか、あったとしてもそれなりに静かな店と判断していいのかもしれません。
【追記】
 実際に行ってみました。サラ金とか怪しげな看板が並ぶ雑居ビルに入り地下に降りると、いわゆる「昭和っぽい」雰囲気の店があります。
 店内はそれほど広くなく、また席と席の間隔がけっこう狭いです。平日の夕方で客入りはほぼ満席。渋谷なんだからオサレなカフェだの低価格のコーヒーチェーンだのがたくさんあるのに、こういう「純喫茶」も健闘していることにまず驚きました。客層は界隈のビジネスマン(といってもITだのじゃなく不動産とか金融という雰囲気)や水商売系のおねいさんが中心か?
 私は一人だったので空いていたカウンターに座ったのですが、確かに音楽が聞こえません。よーく耳を澄ませてわかったのですが、実はBGMはごく控えめに流れていました。しかし音量が小さく、店内の客のざわめきのほうが大きいため聞こえないのです。
 客のざわめきは、決して不快ではありません。常識外れなほどデカイ声を張り上げる客でもいれば「うるさい」と感じるでしょうが、席がほぼ満員で、数十人の人間が会話をしていればざわざわするのは当たり前。聞きたくもない音楽を無理やり聞かされるのとはまったく違います。
 また、この店は店員(年季の入った人ばかり)が「コーヒーをお一つ、ご注文は以上でよろしかったでしょーかあーーー」式のバカ接客ではなく、「はい」「少々お待ちください」と簡潔に、適度な距離感のある接客をしてくれるのもよかったです。ホテルのカフェラウンジのように、と言ったらほめすぎか。
 なお、店の外にあるビルの共同トイレは常に鍵がかかっていて、利用するには店員に声をかけ、開けるための「コイン」をもらわなければなりません。なかなかアンタッチャブルです。

●原宿
「コロンバン 原宿本店サロン」
東京都渋谷区神宮前6-31-19
http://www.colombin.co.jp/
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13045581/
 神宮前交差点のすぐ近くにある老舗洋菓子店の喫茶室。『AMENITY』では「フランス菓子を扱う店として、パリのカフェにならいBGMは一切流さない方針とのこと」と紹介しています。今でも本当にBGMを流してないのかよくわからなかったのですが、検索すると「BGMがなくて静か」と書いたブログを見つけたので、どうやらそのようです。
【追記】
 原宿に行く用事があったので、この店に立ち寄りました。しかし、おすすめとは言えません。
 まず、それほど音量が大きかったわけではありませんが、実際はBGMが流れていました。それより気になったのは、一見すると高級店のように思えるのですが、そのくせ中に入ると席と席との間隔が狭く、まるでドトールのような圧迫感があること。テーブルで向かい合った相手より、隣の席の人の顔が近くにきます。一人で入るタイプの店じゃないのに、これでは会話がしにくいですね。
 店員もチェーンのコーヒーショップほどではないにしろ、声を張り上げて「いらっしゃいませこんにちはあああ」式の過剰でマニュアル的な接客をしてきます。これが最も不愉快。
 「原宿まで来たし、有名店でお茶して思い出作りしたいわあ」なんて用途ならいいかもしれませんが、ゆっくり落ち着ける店ではありません。
 
●御茶ノ水
「喫茶 穂高」
東京都千代田区神田駿河台4-5-3御茶ノ水穂高ビル1F
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006537/
 JR御茶ノ水駅の聖橋口改札を出てすぐ右側にある店。そういえば古くから、そこにそういう名前の喫茶店があることは、なんとなく覚えていました。BGMはないようですが、駅のホームのすぐ脇にある店だけに、やかましいアナウンスや発車メロディーが聞こえてこないのかどうか、それだけが少し気になります。

●神保町
「茶房きゃんどる」
東京都千代田区神田神保町1-103東京パークタワー1F
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13006529/
 昭和初期から続く店だそうですが、10年ほど前「東京パークタワー」というオフィスビルの1階に移転しているようです。「食べログ」の口コミを見ると、本当にBGMがないのかどうかはよくわかりませんが、移転後も静かな店ではあるようです。

「神田伯刺西爾(かんだぶらじる)」
東京都千代田区神田神保町1-7小宮山ビルB1F
http://brazil.nobody.jp/
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13011590/
 書泉グランデのすぐ横で小宮山書店の地下。この店には昔、何度も行ったことがあります。BGMがまったくなかったか、あっても気にならない程度だったかはよく覚えていませんが、静かな店なのは間違いないはずです。ただ、個人的には椅子が木製で固く、尻が痛くなるので長時間座るのは難しいような印象がありました。今はどうなのかな。

●吉祥寺
「エコー」
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-1エコービル2F
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13015943/
 東急吉祥寺店のすぐ裏です。あのへんは1~2カ月に一度は行くのですが、こんな昔ながらの喫茶店があるなんて気づきませんでした。どうやら静かであるのは間違いないようです。
【追記】
 この店は、もう数カ月ほどシャッターを下ろしたままで、「都合により休業中」という内容の貼り紙がしてあります。完全に閉店したわけでもないのでしょうが、再開するのかどうかよくわかりません。

●南阿佐ヶ谷
「秋桜」
東京都杉並区阿佐谷南1-9-1
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13076824/
 東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅を出て、青梅街道を高円寺方面に5分ほど歩いた左側にある喫茶店。地元の人以外は利用することはないかもしれませんが、とにかくBGMがない静かな店のようです。

 あとは「どこか静かな店でひと息つきたいなあ」というときは、都心ならホテルのラウンジに行くのが結局のところ、一番手っ取り早いのかもしれません。
 私が実際に利用した店では、新宿プリンスホテルの「ロビーラウンジ」はよけいなBGMを流していないので、静かに利用することができます。ただ同じプリンス系列でも、品川プリンスホテルの「コーヒーラウンジ マウナケア」は確か音楽をかけていて、しかも私が行ったときは店員がワゴンに積んだ商品を声を張り上げながら売っていたので、店に入らずすぐ逃げ出しました。その代わりに行ったグランドプリンスホテル新高輪の「ラウンジ もみじ」は静かだったので、ようやくそこで落ち着いた覚えがあります。
 ホテルでさえ、なかなか一筋縄ではいきません。静かにくつろげる店を見つけるのも大変です。
【追記】
 飯田橋・ホテルメトロポリタンエドモントの「ダイニング・カフェ ベルテンポ」、新宿・京王プラザホテルの「カクテル&ティーラウンジ」、三田・セレスティンホテルの「レイヨンヴェール・カフェ」は静かでした。

 ちなみに、私の家から自転車で10分ほどの場所に、BGMを流していない喫茶店があります。月に一度利用する程度ですが、ゆっくり本を読んだりするのにふさわしい静かな店です。
 静かといっても、まったく音がしないというわけではありませんし、そんな場所を望んでいるわけでもありません。でも、同じ飲食店なのに、けたたましい騒音まみれのコーヒーショップとは違って、よけいな音楽を流さないだけでここまで快適な店になるのかと、一度入るとびっくりするほどです。

 店内では、他の客の会話がよく聞こえますが、BGMがないからどの客も声を張り上げることなく、おだやかな話し方をします。音楽によるマスキング効果なんかなくても、いちいち他の客の会話が耳に入って気になるだの、うるさいだのとは感じません。オーナーと手伝いの人もよく「私語」をしていますが、それだって同じように心地良く聞こえてくるほどです。コーヒーを淹れる音や軽食を作る包丁の音、トースターのタイマーが回る「ジリジリジリ」という音が静かに響いてくるのもいい感じです。

 私はオーナーに「なんでこの店は、BGMを流さないんですか」と聞いたことがあるのですが、開店するとき知人に意見を聞くと「音楽はないほうがいいよ」と言われたからだそうです。もし、その意見がなければ、オーナー自身はどうしようか迷っていたそうですから、流すことになっていたのかもしれません。
 「音楽はないほうがいい」と言ってくれた人に感謝するしかありません。そういう考えを持つ人が、もっと増えてくれればと思います。

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■プロフィール

Author:H・K
市民グループ「静かな街を考える会」会員H・Kのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

下記の「カテゴリ」から、気になるテーマを選ぶと読みやすいと思います。また「ブログ内検索」で検索すると、その言葉の含まれたエントリー一覧が表示されます。

「静かな街を考える会」については、このブログのトップエントリーで簡単にご説明しています。詳しくは「静かな街を考える会」のホームページをご覧ください。

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