スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


カテゴリ:スポンサー広告
少しだけ静かになった?武蔵小金井駅
しばらく前に、JR中央線武蔵小金井駅を利用したとき、驚きました。けたたましい「さくらさくら」の発車メロディーが聞こえてこなかったからです。
そのことに気づいたのは武蔵小金井から電車に乗り、隣の東小金井を出るときに、やかましい発車メロディーを聞かされてイラついたときでした。「そういえば、武蔵小金井では、さくらさくらがなかったような……」と。

私が武蔵小金井駅を利用するのは年に数回程度ですが、いつも「さくらさくら」が流れると「あーうるさい」と思いながら、耳をふさぎ歯を食いしばって我慢しています。なのにその日は「うるさい!」と特にイラ立たず、スムーズに電車に乗れてしまったので、後になって「おかしいぞ」と気づいたというわけです。

そのときは「きっと気のせいだろう。本当は流れていたんだ。どうせそうに決まってるんや!」と思ったのですが、その日のうちにまた武蔵小金井に降り、電車が出るまで様子をうかがったところ、「さくらさくら」は流れたものの普段よりかなり小さな音量で、しかも非常に短い秒数でカットしていたのにびっくり。駅メロは大嫌いなのでこんな音楽、完全にないほうがいいのですが、この音量でこの秒数なら、それほどイライラさせられることはないだろう、と思えるほど「静か」になっていました。

行きは昼間、帰りはラッシュ時だったので、時間帯によって「さくらさくら」の音量や秒数を変えるようになった……ということも考えにくいのですが、この変化はこの日、たまたまの出来事だったのでしょうか。それとも何か理由があって、武蔵小金井駅では「さくらさくら」の音量や秒数に配慮することになったのでしょうか。もちろん、そうであるなら理由はともかく大歓迎なのですが……。

この日、普段と変わっていたことはほかにもありました。武蔵小金井駅にはホームに上がるため、4本の階段とエスカレーターがあるのですが、気になって聞き耳を立ててみたところ、そのうち3本のエスカレーターから「黄色い線の内側に立ち、手すりにつかまり……」のやかましいアナウンスが流れていませんでした。もともとは4本のエスカレーターすべてからこのアナウンスが流れていたはずなのに、なぜそのうち3本をカットして、1本だけから流すのか、ちょっと理由がわかりませんが……(ちなみに階段からは、けたたましい「チュン、チュン、チュン」の鳥の鳴き声が、相変わらず流れていたのが残念)。

また、武蔵小金井に限らず、JRの駅では改札口で鳴らしている「ピーン、ポーン、ピーン、ポーン」のサイン音が非常にやかましくて、武蔵小金井もこれまで同様だったはずです。でもこの日、駅の改札口でしばらく聞いてみると、この音までずいぶん様変わりしていたことに驚きました。
「ピーン、ポーン」の音が、かなり大きな音で繰り返し流れるのはほかの駅と同じなのですが、一度「ピーン、ポーン」と鳴ってから次に「ピーン、ポーン」と鳴るまで、30秒ほど無音の時間が続くので、さっさと改札を通り抜けることができれば、この音が気になることはないだろうというくらい、やはり「静か」になっていたのです。

これだけの変化が「たまたま」とも思えないのですが、これは1カ月以上前に遭遇した出来事なので、その後どうなっているのかちょっと気になります(静かになった! と喜んで行ってみると、どうせ元に戻っていてがっかりするんだろうな……)。

それから話変わって。最近、利用した駅で、ここにあげたような「うるさい音」を(ほぼ)鳴らしておらず、びっくりしたところがあります。西武池袋線の入間市駅です。

この駅は構内の階段とエスカレーターから、鳥の鳴き声も「手すりにつかまり」放送も、一切鳴らしていませんでした。改札口の「ピーン、ポーン」もなし。トイレの入口から「ここはトイレです!」といった、けたたましいアナウンスが聞こえることもありませんでした。唯一、アナウンスを流していたのは改札の外にあるエレベーターでしたが、それも利用しない者には聞こえないほど音量が控えめだったので、「うるさい!」とまで言う必要はないでしょう(JRなどは、このアナウンスがとてつもなく大音量の駅が多い!)。

また、西武線はいわゆる「発車メロディー」を流していますが、一部の駅を除いて有名な曲を押しつけがましく鳴らすということはしておらず、JRや東京メトロと違い音量にもそれなりに抑制が利いているので、この駅ではホームの放送やアナウンスに、それほど不快な思いをすることはありませんでした。

田舎にある無人駅というわけでなく、それどころか入間市の中心駅であるにもかかわらず、構内によけいな音がなく、ここまで静かな駅というのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。もちろん、これは「いいこと」なので、今後もやかましいアナウンスやサイン音を鳴らさずに、静かな駅であり続けてほしいものです(ただし、西武鉄道は駅の階段から「チュン! チュン!」の鳥の鳴き声を流すよう、順次、装置を取り付けているところらしいので、少なくともこの音から逃れることはできないのが残念ですが……)。

関連記事
スポンサーサイト
カテゴリ:駅・車内
またしても東京土建がやって来た!
つい先日、うちの周囲を、またしても「東京土建」
http://www.tokyo-doken.or.jp/
の宣伝カーが走り回りました。

1年半前に、
http://bunkasouonn.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
http://bunkasouonn.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
で書いたときのように、路上に車を止めての演説ではなく、今回はバカでかいスピーカーを(しかも前後に二つ!)取り付けた車で、「あなたも東京土建に入りましょう!」などと、大音量で宣伝しながら走り回っていきました。
この宣伝カーは、去年の後半か今年の前半あたりにも、一度やって来たような気がします。

東京土建というのは建設業界の労働組合で、調べてみると(案の定)共産党系の団体のようですが、いったいなんなんだ!
「と~きょ~~どけん♪」なんて気持ち悪いテーマソングを流しながら、「東京土建の保険で安心を!」といった宣伝をがなり立てていくわけですが、そんなもの建設業界、土建業界に縁のない大多数の人間には、まったく関係がないじゃないか。
建設業界の人間じゃない私が「それはいい! 私も東京土建に入りたい!」と言ったら、加入させてくれるのか? そんなわけないだろう。
そんな無意味な宣伝を町中で喚き散らす必要が、いったいどこにあるんだ!

まあ、わかっています。要するに共産党のやることですから、保険云々はあくまでも表面的なことで、これは党の支持者を増やすための政治活動の一つなんでしょう。
何度も何度も同じことを書きますが、私は思想的に右でも左でもなく、あえて言うなら「右も左も蹴っ飛ばせ(古いねどうも)」といったところですが、とにかく共産党のこの「スピーカー騒音まき散らし体質」だけは、絶対に許すことができない。

あらゆるスピーカー騒音が大嫌いな私ですが、選挙演説や防災無線の放送、移動販売車、赤十字の「献血をしましょう」と呼びかけたりする広報車など、ほとんどのスピーカー騒音は「住民の誰にでも関係のあること、知ってほしいこと、知れば何らかの役に立つこと」を流していると言っていいでしょう。だから百歩譲って考えれば(本当は譲る気なんかさらさらありませんが)、住宅地や駅前で大音量の宣伝を流すことも、迷惑かどうかは別にして「理屈」としては合っています。

しかし、この東京土建の宣伝カーだけは、土建業界の保険という「大多数の人間にはなんの関係もない」宣伝を無差別に流しまくるという、まったく理屈に合っていないことを平然とおこなっているぶん、余計に始末に負えない。それを共産党という政党の「隠れ蓑」としてやっているのだから、なおさら悪質です。
まだ右翼の街宣車のほうが、自分たちの言いたいことをストレートに宣伝しているのだから、まともだとすら思えます(別に褒めているわけじゃない)。

こんなわけのわからない騒音カーが町中を狂ったように走り回っているというのに、誰も疑問に思わない国、規制すらしようとしない国って本当におかしいです。

関連記事
カテゴリ:政治家・団体・デモ
日本的ムラ社会とスピーカー騒音
先日の朝日新聞に、珍しく読み応えのあるインタビューが掲載されていました。映画「冷たい熱帯魚」の脚本を手がけた、高橋ヨシキという人のインタビューです。
話の趣旨は「はだしのゲン」の閲覧制限問題に関することであって、スピーカー騒音と直接の関係はありません。しかし、ここで語られている「『みんな一緒』を押しつけてくる、日本的ムラ社会への違和感」は、アナウンスや音楽などを垂れ流し、「空気で人を動かそうとする」スピーカー騒音の異様さとつながっていると思います。
別に高橋氏が「スピーカー騒音に反対」と言っているわけじゃないので、勝手な行為になってしまうのかもしれませんが、非常にいい内容だと思うのでここに転載します。

――――――

■「臭いものにフタ」よほど有害 デザイナー・ライター、高橋ヨシキさん

 「はだしのゲン」の描写は、問題があるどころかもっと残酷でも構わないと思います。おおっぴらに人を殺せる立場に置かれた時、人間はどうなるか。野蛮で残虐なことを成し得る本性を「過激だ」なんて理由で隠そうとするのは、人は排泄(はいせつ)をしないと教えるのと同じくらい、愚かしく危険です。

    *

 <ムラ社会の論理> だいたい、「過激な表現は子どもを傷つける」とか言ってますけど、子どもにとって本当に有害なのはどっちなんだって話ですよ。自分の思想信条と相いれない本だから気に食わない、図書館から撤去しろとクレームをつける大人。「臭いものにはフタ」とばかりに、納得のいく説明もせずに閲覧制限を「お願い」する大人。それに唯々諾々(いいだくだく)と従う大人。そんな大人が形作る現在の日本社会のありようの方が、はるかに有害です。そういう日本的なムラ社会の論理にはじかれ、傷つけられ、生きる世界を狭められて、自ら命を絶つ子どもが大勢いるんだから。

 今、東京でのオリンピック開催を批判すると非国民扱いです。ムラ祭りでみんな気持ちよくなっているんだから邪魔するな、邪魔すると村八分だぞと。もちろんそんなこと、言語化されませんよ。言葉じゃなくて空気で人を動かす。それがムラ社会ですから。同調圧力というか相互監視というか、オリンピックであれだけ盛り上がっているのは、「みんな一緒」を確認せんがためでしょう。

 何にでも「国民的」をつけたがるのも、その一環です。AKB48は「国民的アイドル」、宮崎駿監督作品は「国民的アニメ」。宮崎監督が引退宣言すると「宮崎アニメ、あなたのベストは?」なんて聞いて回る。国民なら見ていて当たり前ってことですか? 冗談じゃないですよ。「国民的」にみんなが無批判に乗っかっていく風潮と、そんなヌルい状況を揺さぶるような表現を「過激だ」といって排除したがる風潮はコインの裏表で、それを支えているのは、本や映画を、「泣いた」「笑った」ではなく、「泣けた」「笑えた」と評するタイプの人たちです。

 彼らにとって表現は、自分が気持ちよくなるためのツールでしかない。映画「美女と野獣」を見て「泣けた」とか言うわけですよ。だけど自分が、野獣を「殺せ」と取り囲む側の人間かもしれないということには想像が及ばない。

 リンカーンの偉大さに感動しても、自分が、奴隷制を支持して黒人を人間と認めなかった大多数の側の人間だったかもしれないとは思わない。ナチス政権下でもフランスの恐怖政治の時代でも、それに異を唱えた人の偉大さを理解するためには、それ以外の人たちがいかに、いわゆる「凡庸な悪」に染まっていったかを理解しなければなりません。すぐれた表現とは、そういう多面的なものの見方を提示してくれるものです。なのに、常に自分が気持ちよくなれる側の視点に立って、「泣けた」。

 やっぱりバブルの頃からですよ、こんな堕落が始まったのは。広告会社主導で一連のうつろな映画やトレンディードラマが作られるようになり、見る側も消費者化して、俺たちが気持ちよくなれるような「商品」をよこせという考え方が浸透してくる。その傾向は、その後の不景気に後押しされてどんどん強まりました。

    *

 <低レベルな共犯> さらに、世間の意向を過度に忖度(そんたく)することで成り立っているテレビ局が斜陽の映画業界に参入し、「製作委員会」方式で出資企業を集めて映画が作られるようになった結果、どこからもクレームがつかないことが最優先された、大人の鑑賞に堪えない「お子様ランチ」のような作品だらけになってしまいました。表現の質が下がれば観客のリテラシーが下がり、それがさらなる質の低下を招く。お子様ランチを求める観客と、お子様ランチさえ出しておけば大丈夫とあぐらをかく作り手。そのレベルの低い共犯関係が社会にも染みだしてきた結果が、いまの「国民的」ムラ社会なのでしょう。

 状況は絶望的です。僕に言えるのは、せめて「多数派の論理」に振り回されないよう、「みんな一緒」を確認し合う状況からは距離をおき……なんて、あまりに無意味で無力で、自分で言ってて泣けてきますけど。

 (聞き手・高橋純子)

高橋ヨシキ氏インタビュー.jpg

――――――

私に言わせれば、こういう「国民的ムラ社会」の深刻化が加速度を付けたのは、何もバブルの頃からではなく、そもそも日本の社会が古くから持っている特徴であって、それがひどくなってきたのはバブルより、むしろ阪神・淡路大震災や東日本大震災後のほうが極端だと感じているのですが、まあ、それはいろんな見方があるでしょう。

最後の「状況は絶望的」「あまりに無意味で無力で、自分で言ってて泣けてきますけど」などというところは、これだけスピーカー騒音に対して異議を唱えても何も変わらない現実を表現しているようで、高橋氏の意図とは関係なくこちらも「泣けてきます」。
そして、こういうインタビューが、建前だらけ、いい子ちゃんだらけの読者投稿欄「声」の隣に掲載されていた(紙面では)ことに笑ってしまいました。

なお、同時に載っていた精神科医・斎藤環氏のインタビューも、なかなかいい感じです(画像の下部に掲載)。

それにしても、「子どもに悪書を与えるな!」と建前だらけの良識を振りかざしそうな朝日新聞が、この「はだしのゲン」問題についてだけは閲覧制限に反対しているのは、しょせん、これに賛成すると彼らの大好きな「反戦」に「反対」してしまうことにつながりかねないからでしょうし(反戦はもちろんいいのですが、彼らは結局「戦争はこんなに悲惨なんや~!」というお涙頂戴の建前原稿で、読者の目を引き新聞を売りたいだけ。どうせ本当にまた日本で戦争が始まったら、「お国のために歯を食いしばろう!」という別のお涙原稿を載せるだけです)、また「表現の自由」を振りかざすことで、教育者やPTAといった別種の「良識派」の攻撃から、自分たちの仕事を守りたいからだけなんでしょう。
その証拠に、自社の主義や利益には基本的に無関係とも言える東京都の「青少年健全育成条例改正」問題(まんがやアニメの表現規制)については、私の知る限り朝日は、賛成でも反対でもない、どっちつかずの玉虫色の主張しかしていませんから。都合のいいものです。

そういう意味では、このインタビューも新聞という「建前だらけの良識派」の道具になっているだけと言えるのかもしれません。つくづく彼らの懐の「腹黒さ」は、果てしないものだなあと思います。

関連記事
カテゴリ:騒音をめぐるあれこれ
伝達方法がどうのと言う前に、自分が声をかけようよ
7月6日、朝日新聞朝刊の読者投稿欄「声」に、東京都練馬区に住む中学生からの投稿が掲載されていました。これを読んで、「日本の防災無線教(ご注意アナウンス教)は、ますます盤石だなあ」と、げんなりした気持ちになったものです。

――――――

(声)若い世代 地元でも事件の情報を伝えて

中学生 K(東京都練馬区 13)

 練馬区の小学生男児3人が下校途中にナイフで切られてけがをした。ぼくの家は同じ練馬区でも事件のあった小学校からは離れているが、母の友人から自宅に「大丈夫? 近いの?」とメールが入った。テレビをつけると、事件のニュースが繰り返し放送されていた。

 「もしかしたら、犯人が家の近くまで逃げてきているかもしれないから、窓を閉めたほうがいいよ」とまた、母にメールが入った。「本当にそうだね」と母。そのときは犯人が逮捕されているのかどうかわからず、ぼくも1階の窓を閉めるのを手伝った。外を見ると、幼い子ども連れの親子が何組も、まるで何もなかったかのように家の前を歩いていた。もしここにナイフを持った犯人が来たら怖いなと思った。

 地震速報はすぐに携帯や地域のスピーカーで流れる。なのに、なぜ、人の命に関わる事件の警告は地元にすぐには流れないのだろうか。伝達方法をもっと見直すべきだと感じた。

(声)若い世代 地元でも事件の情報を伝えて.jpg

――――――

そ、そうですか……。

まずよくわからないのが、K君はなぜ「ぼくの家は同じ練馬区でも事件のあった小学校からは離れている」とちゃんと理解しているにもかかわらず、テレビのニュースや母親宛てに入ったメールを見て、これほどまでにおびえる必要があるのかです。「窓を閉めた」(鍵もちゃんとかけたのでしょう)のなら、よほどのことがなければ事件に巻き込まれるようなことはないはずだし、もう13歳なのだから、自分の頭で冷静に状況を判断する、ということができないのだろうかと率直に思います。

まあ、実際にK君の自宅と事件のあった場所の距離が、どれくらい離れているのかまではわからないので、事件を知っておびえることは、仕方ないのかもしれません。本当の問題はその後です。

このときK君は、「外を見ると、幼い子ども連れの親子が何組も、まるで何もなかったかのように家の前を歩いていた。もしここにナイフを持った犯人が来たら怖いなと思った」。それなのに、「ナイフを持った犯人がいるかもしれませんよ。危ないから外に出ないほうがいいですよ」と自ら親子連れに声をかけ、注意してあげるような行動は一切とっていないわけです。その代わり地震速報のように、犯罪が起きたらすぐ、防災無線や携帯メールで情報を流してほしいと、わざわざ新聞にまで投稿して主張しているわけです。

本当に、それでいいのかな?

近くにナイフを持った犯人がいるかもしれない、このままだと親子連れが危ない――と思うのなら、K君自ら親子連れに「危ないですよ。外に出ないほうがいいですよ」と、一声かけてあげればいいじゃないか。なんたって、目の前に「声をかけてあげたい相手」がいるんだから、それが一番手っ取り早いし、人間として一番「やさしい行動」なんじゃないのかなあ。
本当に危険なら、自分で注意するのが恥ずかしいだのなんだの言ってる場合じゃないし、そういうケースで声をかけてあげることは、どこからどう見ても「いいこと」でしょう。なのになぜK君は、自ら声を出さずにただ見ているだけで、肝心の注意を「お上の声」に頼ろうとするのでしょう……。

自ら声を出すことをせず、その代わりに防災無線だの携帯メールだので「ああしろ、こうしろ」と指示してくれという発想ばかりする人――。これはK君に限りません。防災無線から駅のアナウンスまで、いたるところで「ご注意、お知らせ放送」を流さないと(聞かないと)気が済まない日本人全体の特徴です。そんな発想が、すでに13歳で確立されてしまっていることに私はげんなりしてしまいます。

「伝達方法をもっと見直すべきだと感じた」などと安易で人任せなことを言う前に、まず、自ら行動できることをすればいいじゃないか。みんながもう少しそうするようになれば、町であっても駅であっても、よけいなアナウンスを今よりずっと減らしても誰も困りません。困りそうな人がいたら「お上のアナウンス」に頼るのではなく、自分の肉声で「大丈夫ですか」と声をかけてあげればいいし、逆に自分が困りそうだと思ったら、自ら「助けてくれませんか」と周囲に向けて声を出せばいいじゃないか。

「人が声を出す」社会とはほど遠い「お上の声頼み」ばかりの日本。その典型的な考え方がこのK君の投稿に表れていて、しかもそれがいかにも「正論」であるかのように新聞の投稿欄に載っていることが、私は悲しくてなりません(ま、新聞の読者投稿なんて、どれもこれも「そんなもん」ですが)。

関連記事
カテゴリ:防災無線・広報車・夜回り
BGMがない飲食店の紹介
BGMがなくてびっくりした店のことを書きます。

●鳥元
地鶏料理を中心にした居酒屋。
調べると株式会社ラムラという、居酒屋やレストランを数多く手がけている企業が経営するチェーン店のようですが、JR市ヶ谷駅近くにある「市ヶ谷店」がBGMを流していないので驚きました。
さらに、店員も「よろこんで~!」だの「いただきました~!」だのといちいち雄叫びを上げたり、過剰でとんちんかんな丁寧語接客や問いかけ接客をしたりせず、「普通」の接客をしてくれたので、今どきの居酒屋にしては珍しく、まずまず静かに過ごせる店だと思います。
なにせ、私と本会の代表・ディーガンさんという「うるさいのが大嫌い」な二人が訪れて、「ここはいいね」という印象を持ったのだから、酔って騒ぎまくる客さえいなければ落ち着いて飲めるはずです。
ただし、訪れたのは1年以上前のことなので、現在、どうなのか定かではありませんが……。
http://www.torigen.jp/

●ファーストキッチン
東京メトロ外苑前駅を出たところにある「外苑前店」。1カ月ほど前に入ったのですが、ここの2階はBGMが流れていないという、ファーストフードとしては信じられない店でした。

もっとも、それで居心地がいいと言えるかどうかは別の話。この店の2階はかなり細長いフロアで、窓際や壁際に張り付くように、固くて小さな椅子とテーブルがびっしりと並んでいて、座り心地も居心地も非常に悪い(テーブル席もいくつかありますが、そこも同じです)。通路からして、完全に横向きにならないと人がすれ違えないほど狭いので、ものすごい圧迫感を感じます。
BGMがないこと以外は椅子の固さやテーブルの小ささなど、ファーストフードの中でも最悪で、とてもまともな飲食店とは言えないマクドナルドと同じように居心地の悪い店でした。

また、1階のフロアでBGMが流れていたかどうか忘れましたが、ここの店員は、うるさいのが当たり前のファーストフードとしても、かなり大きな声を張り上げた絶叫接客&過剰な丁寧語接客&しつこい問いかけ接客をするので、1階はとてもまともに食事ができるところではありません。
まあ、もしまた外苑前に行くことがあって、どこかでひと息つきたい、とにかくやかましいBGMがなけりゃどこでもいいやというときには、この店の2階だったら「消極的に」利用してもいいかなとは思いますが。

それにしても、どちらの店もBGMがないというのはうれしい反面、ちょっと信じられない話でもあるので、私が行ったときはたまたま装置が壊れていただけ……という可能性は十分にあるんでしょうけど。

関連記事
カテゴリ:店・施設・商店街
TOP PAGE

 前のページ>>

 
■パンくずリスト

TOP PAGE  >  2013年09月

■プロフィール

Author:静かな街を考える会 別館
市民グループ「静かな街を考える会」会員のブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

下記の「カテゴリ」から、気になるテーマを選ぶと読みやすいと思います。また「ブログ内検索」で検索すると、その言葉の含まれたエントリー一覧が表示されます。

「静かな街を考える会」については、このブログのトップエントリーで簡単にご説明しています。詳しくは「静かな街を考える会」のホームページをご覧ください。

■最新記事
■カテゴリ
■月別アーカイブ

■全記事表示リンク
■ブログ内検索

■会員の著書
■リンク
■RSSフィード
■QRコード

QR

■アクセスカウンター

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。