走り回るなうるさい広報車
私の住んでいる市では、警察の広報車が年に2~3回、「振り込め詐欺に注意しろ」と放送しながら走り回ることがあります。
去年は特に、私が(市が警察からの要請を受け流していた)防災無線からの「振り込め詐欺注意放送」に苦情を言いやめさせたので、その代わりかどうか知りませんが、警察の広報車が何度か走り回った記憶があります。どうやら、市内で大きな金額の振り込め詐欺被害があった直後に走らせているようです。

こうした警察の広報車による騒音のほか、うちの市では市の広報車が選挙のたびに「投票しろ」とおせっかいな放送をしながら走り回ります(その代わり、防災無線からの放送はありません)。まあ、これはどこの地域でも当たり前の光景なんでしょう。

数年前のことですが、いきなり「ゴミのポイ捨てをやめ、きれいな町づくりをしましょう」というような放送をしながら走り回る広報車が現れたので、すぐさま市に電話をし苦情を言ったことがあります(騒音で汚い町づくりをしているのはどっちですかね、と)。
すると市の担当者からの返事は「あの放送は、市がシルバー人材センターに頼んで、センターの広報車から流してもらっている。苦情ならセンターに言ってくれ」という内容でした(妙な方法があるものです。なんでシルバー人材センターが、スピーカー付きの広報車なんて持つ必要があるんだ?)。
私は「市が流すよう頼んでいるなら、それは市の責任だろう」と言いましたが、とにかく「やめさせたいならセンターに言え」の一辺倒だったので連絡先を聞き、すぐに電話をかけ直しました。
センターの担当者の返事は「おたくの家の周辺では音を小さくするよ」というものだったのですが、なんと「今後は月に3回、広報車を走らせていろいろなメッセージを放送する予定」とも言っていたので「そんなバカなことは頼むからやめてくれ」と強く抗議しました。
それ以来、シルバー人材センターらしき広報車が定期的に走っている様子はないので、もしかするとそのとき苦情を言ったかいがあったのかもしれません。

わたしゃ思うんですが、最近は、ケーブルテレビに加入している世帯も多いはず。私の家もケーブルテレビです(有料契約はしていませんが)。
ならば、都道府県や市町村、そして警察や消防などが地元のケーブルテレビ会社と組んで、日がな一日「注意しましょう! 気をつけましょう!」と言い続ける「防犯・防災チャンネル」みたいなものでも作って放送すればいいんじゃないでしょうか。
なんでもかんでもご注意されたくてたまらない人は、そんなチャンネルに好きなだけかじりついていれば満足できるでしょう。
私のようによけいなおせっかいをされたくない人は見なければいいだけなので、こんなに簡単な話はありません。

「この『一度かけたら絶対に外せない自転車のカギ』が3個で2000円! しかも今なら2つおまけして5個で2000円、5個で2000円です! さらに大人気の高枝切りバサミもおつけしますよ!」
「わお」
というような「●●警察署おすすめショッピング」でもやれば、警察の裏金稼ぎにもなって一石二鳥。
「我が署のミニスカポリス」とか「イケメン刑事」とか、視聴率がとれそうな企画だって、どんどんやりゃいいでしょう。
頼むからあらゆる「ご注意放送」は、そういうこちらに「受け取るか受け取らないか、取捨選択できる方法」だけで流すようにしてくれないか。本当にそう思います。

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カテゴリ:防災無線・広報車・夜回り
迷惑「駅メロ」に鈍感な新聞
少し前の朝日新聞夕刊に、また駅メロを賛美する迷惑記事が載りました
(画像)
駅メロ賛美記事

この記事の特徴は、駅メロそのものを賛美しているだけでなく、駅メロが企業のCMとして活用されることまで全面的に肯定していること。
新聞というのは広告で食っているメディア。紙面に掲載する広告のあり方については、「記事と広告を混同させたり、人に不快感をもたらしたり迷惑をかけたりしないようバランスをとるため、きちんとした基準を設けて審査しています」ということは、紙面を通じてことあるごとにアピールしています。
でも、そんなものは建前だけ。「駅で避けようのない音として流される押しつけCM」の迷惑さについては、ここまで徹底的に鈍感でいられるのですから、本当は何も考えていないんでしょう。
駅メロの迷惑さ、中でも企業のCMとして流すことの迷惑さについては、ほかのエントリーでも散々繰り返しているのでいちいち書きませんが、もう本当にやめてほしい。

この記事に登場するJRや私鉄各社、「マルコメ」「サントリー」「NTTドコモ」「日本コカ・コーラ」といった企業、そして「音の暴力」にまったく無頓着でとんちんかんなコメントしか残せない上智大学経済学部の杉本徹雄というセンセー、駅メロという騒音を20年も作り続けているという塩塚博という騒音家(調べてみると、記事中に登場する「スイッチ」という騒音製造会社に所属している様子)、「くりくり頭の子役の姿が思い浮かび、心が和みますね」などとアホなコメントを残している79歳の主婦(なぜ、電車に乗るたびに「くりくり頭の子役の姿が思い浮かぶ」ことがそんなにうれしいのか、わけがわからん。私は「今日の晩飯はシチューにするかな」と無意識に考えているときに「マルコメマルコメ」の連呼を聞かされ、強制的にみそ汁のイメージを浮かばせられると、電車に乗るのに邪魔なだけだしむかつきますがねえ)、どいつもこいつも腹が立つばかり。

そこで、代表してこの記事を書いた記者の中田絢子にあて、朝日新聞に抗議のメールを送りました。
そしてその返事は、もう2週間近くたちますが、テンプレ文書で「担当部へ伝えました。今後の紙面づくりの参考にします」というものだけ(ま、当然ちゃ当然でしょう)。
意見の投稿フォームには「返事を公開することはご遠慮ください」というような一文もありましたが、こんなテンプレ返事の公開に遠慮する意味があるとは思えませんので、私から送ったメールとテンプレ返事をそのまま載せます。


4月9日付け夕刊社会面の「駅メロ」についての記事を拝読しました。
朝日新聞に限らず新聞各社は時折、このような「駅メロ」の導入が盛んになっていることを「誰もが喜んでいる」と決めつけて報道しますが、駅でわざわざメロディーを流すことが本当に「いいこと」なのでしょうか?「誰もが喜んでいる」ことなのでしょうか?
駅は駅員のアナウンスをはじめ、さまざまな「けたたましい放送」であふれかえっています。その中で個人的な感受性や好みを考慮せず、一方的に「この曲を聞け」とメロディーを押しつけられても、私にとっては不快なだけです。ましてや企業のCMソングの場合、すでに運賃を払って駅を利用しているというのに、なぜCMを強制的に聞かせられなければならないのか理屈に合いません。私は駅メロなどやめ、シンプルな笛の音やベル、チャイムなどに戻したほうがずっとましで合理的だと思います。
私のような感受性の者が集まった市民グループで、結成30年になる「静かな街を考える会」というものがあります。この会では「駅メロ」の氾濫に反対するため「東京メトロ」「西武鉄道」「マルコメ」に抗議をするよう、会の掲示板で呼びかけたりもしています。今回の記事を書いた中田絢子記者もぜひこうした意見や、会のホームページや掲示板をご覧になり、「駅メロが不快で不快でたまらない人」「スピーカー騒音であふれかえる町が苦痛でしょうがない人」の存在を知り、今回の記事の検証や今後の記事作りに生かしていただきたいと思います。「音」というものの押しつけがましさ、強制力の強さゆえの暴力性、そういった点にもう少し自覚的になっていただき、せめて「けたたましい音の氾濫」をうながすような記事作りだけはやめてくださるようお願いします。
ホームページ
http://sky.geocities.jp/bunka_so_on/
掲示板
http://bunka-soon.bbs.fc2.com/
なお駅の発車メロディーについては、「発車メロディーは駆け込み乗車をうながすだけ」という大阪大学大学院の研究もあります。
http://app.hus.osaka-u.ac.jp/nishioka_2011.pdf


朝日新聞をご愛読いただきありがとうございます。
読者の皆様への対応窓口である東京本社・お客様オフィスから返信いたします。

お寄せいただいたご意見は担当部へ伝えました。
今後の紙面づくりの参考にさせていただきます。
ご連絡ありがとうございました。

これからも朝日新聞をよろしくお願いいたします。

朝日新聞社 東京本社 お客様オフィス

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カテゴリ:駅・車内
廃品回収車への110番回数(2013年3月)
●2010年6月以降の110番回数

2010年6月  2回
2010年7月  5回
2010年8月  8回
2010年9月  7回
2010年10月  8回
2010年11月 14回
2010年12月  6回
2011年1月  4回
2011年2月  2回
2011年3月  1回
2011年4月  0回
2011年5月  1回
2011年6月  5回
2011年7月  5回
2011年8月  1回
2011年9月  5回
2011年10月  1回
2011年11月  7回
2011年12月  4回
2012年1月  3回
2012年2月  1回
2012年3月  1回
2012年4月  3回
2012年5月  2回
2012年6月  1回
2012年7月  2回
2012年8月  1回
2012年9月  2回
2012年10月  5回
2012年11月  3回
2012年12月  5回
2013年1月  1回
2013年2月  2回
2013年3月  4回

3月の廃品回収業者(不用品回収業者)への110番回数は4回。そのうち3回は、
http://bunkasouonn.blog.fc2.com/blog-entry-171.html
にも書いた、「毎週、決まった曜日の決まった時間に現れる廃品回収業者」に対してでした。
それ以外の業者もたまに現れるのですが、通報したのは1回だけ。現れたこと自体が一月で3、4台くらいだったと思います。
数年前は、朝、目が覚めるとまず「今日はいったい、何台の廃品回収の騒音に悩まされるんだろう。4台か、5台か……」と思ってうんざりした気持ちになっていたのですが、今では様変わり。過去の1日分が今は1カ月分にまで減ったのだから、この点に関してだけはとにかくうれしいです。

しかーし、この「毎週、決まった曜日の決まった時間に現れる廃品回収業者」だけはしつこい。これもすでに書いたとおり、去年、市の職員に「この業者を廃棄物処理法違反で調査してくれ」と言い、何度かハッパをかけてようやく「業者に電話で注意し、所轄警察にナンバーを伝えて警戒するよう連絡を入れた」という返事は聞いたのですが、結果としてはなんの意味もありませんでした。業者は一時期だけ「家の近くを通るときはスピーカーの音量をかなり小さくし、スピードを出し、すり抜けるように過ぎて」行くようになっただけで、すぐ元の状態に戻って騒音を撒き散らしながら現れ続けました。

それではしょうがないので、その後も市の職員と「廃棄物処理法違反の観点から、もっときちんと対応してほしい」と交渉を続けました。
するとまず、職員は市の広報誌に「廃品回収業者を利用しないでください」と書いたチラシを挟み込み、市内全戸に配布してくれました。

画像
廃品回収を利用しないでくださいチラシ

でも、こんなことをしても、市民に「廃品回収業者を利用しないように」と啓発する意味ではやらないよりやるほうがましですが、しょせん「ある特定の業者をなんとかする」効果はないでしょう。
私から具体的に「チラシを配布してくれ」と要求したわけではないのに、わざわざ一市民の話を受けてチラシを作り、広報誌に挟み込んで全戸に配るということまでしてくれたことには驚きましたが(なんでも話してみるものだ)、これではまだまだ物足りません。

そこで「チラシを配布したのはいいことだと思いますが、私はもっと、具体的にこの業者に対応してほしいんですよ」と交渉を続け、ようやく、市の職員がこの業者が現れる曜日・時間に自宅近くで待機して、直接「あなたのしていることは廃棄物処理法違反の可能性が高いので、市内ではやめるように」と注意してくれました。

ところが、その翌週もこの業者は平気な顔をして現れました。
市の職員も、前の週にこの業者に注意したときの態度から「あれは一度言ってもやめないな」と予想していたということで、再び待機して今度は警察官の立ち会いのもと、「これ以上、市内で廃品回収を続けるなら、警察にも協力してもらい、本当に廃棄物処理法違反で調査する」と強く警告してくれました。

その結果、数週間たちますが、今のところこの業者は現れていません。
本当はまどろっこしい「注意」などではなく、本気で「調査」「捜査」をして「告発」するところまで持って行ってほしいのですが、いきなりそこまでするのは難しいという現状もわかるので、とりあえずこの状態が続くならよしとするしかありません。市の職員の対応には、途中、かなりイライラしましたが、結果的には(今のところ)感謝しています。

この業者が私の家の周囲や市内に来なくなったぶん、廃業でもしていない限り、ほかの地域がより「うるさく」なったかもしれませんが、それはその地域に住む人が自分の力で解決してほしいし、そのための法整備なども行政にしっかりやってもらうしかありません。

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カテゴリ:廃品回収・移動販売
駅メロ制作者は単なる「雑音屋」
「駅メロ愛好家」というのは、私に言わせれば本当に迷惑な存在です。

マニアックな趣味というのは世の中にいろいろありますが、そういうものは「あるものの中に、普通の人が気づかないような差異を発見し楽しむもの」と言うことができると思います。
駅のサイン音や駅員のアナウンスなら、合理性や必然性があって流しているサイン音やアナウンスについて、「この鉄道会社の発車ベルにはこんな癖がある」と小さな違い発見し、楽しむのならわかります。
でも駅メロのように、本来、駅に必要のない音楽を流し、聞きたくない者にまで聞かせることを「趣味」の領域にまで広げ、さらにそれを自分たちの楽しみのために「流してくれ」と要求したりするのはいきすぎ。

駅メロ愛好家だけでなく、そんな無駄な音を流すことをアピールし、CDだの本だのまで作って商売にしている鉄道会社や駅メロの制作会社、そして何より、とても音楽とは呼べないただの乱雑なメロディーを音楽と称して作っている自称音楽家たちに、私は最も腹が立ちます。
あんなものを本当に「音楽」だと思っているのなら、自分が作った音楽をガチャガチャと音が混じり合う場所で、途中でブチブチ切られたりといった乱暴な使い方をされて、彼らはなぜ平気なんでしょう。答えは、駅メロなんてしょせん「音楽」ではなくただの「雑音」からです。
だったら彼らには「音楽家」ではなく「雑音屋」とでも名乗ってもらい、せめて「ご迷惑をおかけしてますが、私たちも生きるために雑音を生産しなければならないんです」とでも言い訳しながら取り組んでほしいものです。
音楽というものの繊細さ(と「強制力の強さ」)について、これっぽっちも自覚がない「音楽家」って、いったいなんなんでしょう。

頼むから、駅メロを楽しむなら一人で勝手に自宅やイヤホンで聞いて満足してくれ。そんな趣味は持ち合わせていない人間(それどころか嫌悪感しか感じていない人間)まで巻き込むな。
「駅のサイン音に、わざとらしい趣味性や雑音まがいの音楽性なんて不要!」とにかくこの一言です。

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カテゴリ:駅・車内
ほん、ほ、ほ、本川越行きです
西武新宿線の「この電車は、時の鐘と蔵のまち本川越行きです」というよけいなアナウンス(私が最初の頃に聞いたときは、間違いなく「川越」と言う間違いアナウンスに何度も遭遇したのですが、いつの間にか「本川越」と、駅名だけは正しく言うようになった様子)。

先日、西武新宿駅から乗った列車の車掌は、「時の鐘と蔵のまち」を省いて、ふつーに「この電車は本川越行き」と言っていたので「あれ?」と思いました。
もしかしたら、「時の鐘と蔵のまち」を言わないことになったのか?
ところが、次の高田馬場を出たあとのアナウンスで、「この電車は、ほん、ほ、ほ、本川越行き急行です」と、駅名のところで妙につまづいていました。
たぶん、「本当は『時の鐘と蔵のまち』とつけなければならなかったのに、うっかり忘れてしまった。アナウンスの途中でそれに気づきあわてていた」のではないかと、勝手に推測しています。

そんなふうにアナウンスの途中で泡を食ってしまうくらいなら、最初から妙な宣伝文句などつけなければいい。車掌がアナウンスを「正確に、的確に」言えないなら、それは安全運行にも差し障りが出てくる問題でしょう。
西武鉄道は年々、よけいな観光案内やイベント案内の放送が徐々に増えて、どんどん鬱陶しくなりつつあります。
基本的なアナウンスを間違うリスクを犯してでも、車掌や職員によけいな宣伝文句を放送させることを義務にするというのは、鉄道会社としてまったくおかしな姿勢だと思います。

それにしても、いちいち「時の鐘と蔵のまち」とつけるこのアナウンスについて検索してみたら、「おかしいだろ」と言っているブログがわずか1件しか見つからなかったというのが残念です。

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■プロフィール

Author:S.B
市民グループ「静かな街を考える会」会員S.Bのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

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