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路上に響く「吉祥寺東亜会館」の爆音
 東京・吉祥寺の「吉祥寺東亜会館」に設置された街頭スクリーンは、その後も映像と音を押しつけがましく周囲に撒き散らしています。
 もっとも今のところ、画面のサイズが比較的小さめで、音量も道路の反対側にいると気がつかない程度の控えめなものにはなっています。
 聞こえにくいのはボリュームが小さいからだけでなく、そもそもあの場所は車や電車の暗騒音レベルが高くて音が埋もれてしまうからなのですが、「これじゃ通行人に聞こえないから、もっとボリュームを上げてやれ!」なんて、スクリーンを設置したパチンコ屋兼映画館の連中が考えなければいいのですが。

 いとも簡単にそんなふうに考え、公共の場に大音量の宣伝放送を撒き散らして平気でいるのが日本人(そして、その音を規制する条例があるのに適用しようともしないのが日本の役人)なのですが、このパチンコ屋兼映画館は街頭スクリーンのほかにも、腹の立つことをしでかしました。
 ビルの1階のJR中央線高架側がパチンコ屋の出入口になっているのですが、そこに(目視では確認できなかったのですが間違いなく)わざわざスピーカーを取り付けて、路上に向け大音量で音楽を流すようになったのです。

 私は吉祥寺に住んでいるわけでなく、用事で月に一度ぐらい行くだけです。必ずそのパチンコ屋の横を通るわけでもないのですが、あの出入口で以前からバカでかい音楽を鳴らしていた記憶はありません。
 それが1カ月ほど前に通ったところ、キーキーギャーギャーやかましいJ-POP(パチンコと関係あるのかどうか、そんなことは知りませんが)を、周囲に轟く大音量で流すようになっていて驚きました。

 あの音楽、パチンコ屋の並びにある専門学校の中にも響いているんじゃないのかな。職員や生徒は気にならないのだろうか。
 その学校の前は駅ビルの搬入口か何かになっていて、警備員がいつも立っているのですが、あの人たちは一日中轟音の音楽にさらされるようになって平気なんだろうか。
 パチンコ屋の正面にはJRの駅ビル「アトレ吉祥寺」の出入口もあります。さすがに扉が閉まっていれば中に聞こえることはないのでしょうが、客が出入りするために扉が開いたときは、店内にもあの強烈な音が侵入してくるでしょう。出入口の近くの店の店員は気にならないのでしょうか。
 まあ、アトレ吉祥寺自体、やかましいBGMや大声を張り上げる店員ばかりでうるさいのだから、外から轟音J-POPが聞こえてきたって、どうということもないのでしょう。

 パチンコ屋は店内から漏れてくる音楽、アナウンスや、玉のジャージャージャーという音がうるさいものですが、以前と比べればその騒音に腹が立つことは少なくなりました。
 それはパチンコ屋が駅前より郊外のロードサイドに店を出すようになって、前を通る機会が減ったとか、駅前でもショッピングセンターの中などに出店するようになって音が外に出にくくなったとか、(どのくらい、そんな前向きな対応をした店があるか知りませんが)二重扉などで周囲に音が漏れないよう対策をする店が増えてきたとか、そんなところが理由なのかな、と思っていました。
 もちろん、そんなことはおかまいなしに周囲に騒音を垂れ流したり、路上で絶叫客引きをしたりする店も相変わらず多くて腹が立ちますが、さすがにこの「吉祥寺東亜会館」のように(私の記憶が間違いでなければ)、今頃になってわざわざ屋外にスピーカーを取り付けて、大音量の音楽を流す店というのは珍しいような気がします。

 まあ、私はその轟音が響く道路を必ず通らなきゃならないというわけでもないので、今後は避けるようにするしかありません。
 で、街頭スクリーンといい屋外スピーカーといい、こんなことばかりするパチンコ屋兼映画館に、二度と行くことはないでしょう。今まで何度かこのビルの映画館「吉祥寺オデヲン」に映画を見に行ったことがあるのですが、もう行く気になりません。

 吉祥寺は「バウスシアター」が閉館してしまったし、吉祥寺オデヲンに二度と行かないとすると、残る映画館は「吉祥寺プラザ」だけということになります。
 吉祥寺プラザは昔ながらの単館系映画館です。シネコンのように、ロビーのモニターからやかましい予告編をエンドレスで放送したり、売店の店員が「ご一緒にポップコーンはいかがでしょーかあー!」なんて押しつけがましく叫んだりする映画館と比べれば、私はずっと好きなのですが、ここのネックは映画館のくせに、屋上にあるバッティングセンターの音が館内に聞こえてくること。
 映画を見ている間、ずっと「ゴロゴロゴロ~」というボールを回収する機械の音が響くのが気になって仕方ありません。
 あれをなんとかしてくれれば、もっと映画を見に行こうという気にもなるのですが、今どき単館映画館の経営なんて苦しいだろうし、改築する可能性はなさそうだなあ。

――――――

 追記

 また吉祥寺に行ったので、この東亜会館の様子を観察してきました。
 屋外スクリーンは相変わらずの状態。特に変化はないようです。
 中央線高架側入り口の爆音ですが、わざわざ配線工事をしたりして屋外スピーカーを設置したのではなく、自動ドアの前にラジカセを置いてフルボリュームで音楽を鳴らしているとわかりました。
 小さなラジカセ一つで、周囲に轟く大音量の音楽をいとも簡単に鳴らし、環境を一変させてしまう。スピーカー騒音の典型的な事例です。

 このラジカセからの音は、東京都の環境確保条例の条項のうち、いくつかに確実に違反しています。
 私は「この道路を通らない」と決めたし、地元住民でもないので面倒なことに首を突っ込む気はありませんが、通勤通学などで毎日ここを通っている人、この音を迷惑だとかおかしいと思う地元の人がいたら、条例の内容を確認のうえ武蔵野市に指導を依頼してはいかがでしょうか。
 そういう気持ちを持つ人がいるのなら……の話ですが。

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カテゴリ:武蔵野市
街頭ビジョンについて武蔵野市役所へ問い合わせ
 先日のエントリー『吉祥寺の終わりを告げる街頭ビジョン』で書いたパチンコ屋の大型ビジョンについては、目にしてすぐ、武蔵野市役所に問い合わせの電話をしました。
 要点は二つ。

 A:この街頭ビジョンができたことを、武蔵野市役所では把握しているか。
 B:法律や条例を遵守して運用されているかどうか確認しているか。

 電話に出た武蔵野市環境部環境政策課の担当者の返事は、Aについて「たまたま、そのパチンコ屋の前を通ったとき目にしたので、街頭ビジョンができたことは知っている」というものでした。
 個人的に目にしたかどうかではなく、設置されたことを自治体として把握しているかどうかについては、「街頭ビジョンは、東京都の屋外広告物条例で設置に許可が必要とされているので、あのビジョンも事前に申請があって、許可を得ているはず……だと思います」との返事でした。

 なんともあやふやですが、電話で「このパチンコ屋が、ちゃんと街頭ビジョンを設置する許可を得たかどうか知りたいです。書類をひっくり返して確認してください」と要求するわけにもいかないので、それはやめました。東京都では、屋外に広告物を掲示するには「屋外広告物条例」に基づいた自治体の許可が必要で、自治体の職員がその許可を「得ているはず」と言っているのだから、とりあえず信用するしかありません。
 そして自治体の許可を得て設置されているとすれば、「あんなものは撤去してくれ」と言っても仕方ありません。原則として、どんな悪法でも法は法と考えるのが法治国家なのだから、あれが合法的に設置された街頭ビジョンであるのなら、(今の段階では)文句をつけてもしょうがないからです。

 次にBについて。こちらは心情的な理由で、まったく納得のいかない返事でした。

 私は「広告物から出す『音』については、都の環境確保条例でさまざまな規制がされています。街頭ビジョンにもこの条例が適用されるはずで、私はそのことについて東京都や新宿区と話をしたこともあるので知っています。で、今回の吉祥寺の街頭ビジョンが、環境確保条例の内容を遵守して運用されているかどうかを、市では確認しているのでしょうか」と質問しました。
 返事は「その点に関しては、市民から『条例違反ではないか』という苦情があれば調査したり指導したりする、という話ですね。現段階ではそういう指摘がないので、特に調べたということはありません」というものでした。

 いや、まあね、確かに「環境確保条例」には「街頭で商業宣伝目的の『音』を出すなら、この条例を守りなさい。守らないと罰則(営業停止)を適用するよ」と書かれているだけです。「スピーカーの設置にあたって、自治体は事前に条例を遵守するよう業者を指導したり、常に監視したりする義務がある」という内容は盛り込まれて「いません」。だから「『条例違反ではないか』という指摘があれば調査したり指導したりするけど、なければしない」というこの担当者の返事は、仕方がないと言えばそれまでです。

 でもなあ。たとえば、市内のすべての店の店頭に置かれたラジカセの音一つひとつを「条例違反の音量ではないか」「条例で定められた時間を過ぎても音を鳴らしているのではないか」などと、いちいちチェックして回るわけにいかないのはわかりますが、駅前にあれだけ目立つ、ラジカセとは比較にならない大きな音を出す街頭ビジョンが(しかも吉祥寺で初めて)できてしまったのだから、環境行政に携わる公務員なら「ん、こんなものができたのか。条例を守って運用しているかどうか、ひとつ確認が必要だな」ぐらいのことは考えてほしかった、というのが私の本音です。それぐらい積極的に動かずに何が環境行政なのか――と。

 だいたい、私みたいなヘンな人間でもなければ、環境確保条例の存在なんて知らないのが当たり前なんだから、「条例に違反してるんじゃないでしょうか」と自治体に問い合わせをする市民がそうそう現れるとは思えません。問い合わせがなければ確認しないじゃ、それはつまり「業者のやりたい放題」になってしまうということです。

 環境確保条例には、スピーカーを設置する場所(地上からの高さやスピーカー間の幅など)や、音量や、音を鳴らしていい時間帯など、さまざまな規制があります。
 私がこの街頭ビジョンを見たのは今のところ一度だけなので、どの項目に違反しているか、もしくは一つも違反せずに運用されているかについては、まったくわかりません。「条例違反の運用をしているんじゃないか」などと、頭から決めつけるつもりはありません。

 でも、条例に違反しているか遵守しているかは別として、ラジカセなんかよりはるかに影響が大きい街頭ビジョンだからこそ、行政は今の段階で積極的に運用方法を確認してほしい。音量や音を鳴らしている時間帯などについては外から確認・計測すればわかることだし、設置場所が合法かどうかも目視でだいたいのことはわかるはずです。それでもし、条例に違反している可能性があれば業者のところに行ってさらに検査したり、罰則を科したりすべきだし、何も違反がなければそのままにしておけばいいでしょう。

 一番、理想的なのは、たとえ確認の結果、条例に違反している点がなかったとしても、ちょっと業者のところへ行って「知っているかどうかわからないけど、街頭ビジョンを設置したら都の環境確保条例を守らなければなりません。条例の内容をプリントして置いていくから、今後もしっかり守って運用してくださいね」と、それぐらいは言っておいてくれることです。
 繰り返しますが、市内にある無数の店のラジカセをすべてチェックして、「条例を守りなさいね」「守りなさいね」と言って回るのは非現実的な話ですが、駅前にドドーンとできてしまった街頭ビジョン1台なんだから、それくらいの積極的な対応は見せてほしかったところです。

 私は電話に出た担当者に、「たとえば新宿のアルタやヤマダ電機の街頭ビジョンは、ずっと条例違反を続けているんですよ。私はそのことを新宿区役所に指摘したことがあるのですが、音量が下げられることも放送時間が短くなることも一切ありません。渋谷だって六本木だって同じですが、どの街頭ビジョンも条例を一切無視して運用され続けているんですよ。今後、吉祥寺が同じようになってしまったら目も当てられません。だからこそ、今のうちに業者に『環境確保条例を守るのは、街頭ビジョンを設置した者の最低限の義務だ』と周知させてほしいんです」と言いましたが、担当者の反応はにぶいものでした。「まあ、たぶん、区役所は指摘があるたびに指導しているんでしょうが、業者が守らないんじゃないんでしょうかねえ」

 悪いけど、これだから駄目なんだ。業者が守らないなら守らせるのが行政の仕事で、そのために法律だの条例だのをちゃんと整備しているのに、その法律や条例を何一つ活用せず、やることなすことすべて後手後手で「守らないんじゃないでしょうかねえ」じゃあ、どうしようもありません。

 ま、新宿だの渋谷だのの街頭ビジョンについて武蔵野市の職員にああだこうだ言うのは筋違いですが、結局、行政の景観や音を含めた「身近な環境」への取り組み意識があまりにも低すぎる、というのが問題なのです。行政がそんな意識のままでいられるほど、人々の「環境」に対する意識が低すぎるのが問題なのです。「ごみを減らしましょおおおお」「二酸化炭素を減らしましょおおおおお」「地球の未来を考えましょおおおおお」なんて、やたらご立派なお題目ばかり唱えることが「環境問題」じゃないんだよ、ほんとにさ。
 もっと自分たちの身の回り、まさに「今、目の前」にある汚らしい音や看板の問題について、どうして日本人というのはこんなにも鈍感でいられるんだろう。

 吉祥寺に限らず、これからもあちこちの町に街頭ビジョンが増殖し、頭の上から「あれ買えーこれ買えー」「これを聞けーあれを見ろー」と強制的に聞かされる騒音だらけになるのは、間違いないでしょう。
 それが映画なら『ブレードランナー』みたいに「サイバーパンクでかっちょえーなー」で済みますが、現実があんなふうになってしまって本当にいいのか? つーか、渋谷あたりなんて完全に「そういう世界」になってしまっていて、しかも誰もそれに異を唱えないんだから、はっきり言ってもう手遅れなんでしょうね。

カテゴリ:武蔵野市
吉祥寺の終わりを告げる街頭ビジョン
 以前のエントリーで「吉祥寺は、あの規模の繁華街にしては街頭ビジョンがないのは取り柄だけど、どうせそのうちできるんだろうな」と書いたことがあります。で、やっぱりできてしまいました。設置したのは映画館兼パチンコ屋です。

吉祥寺の街頭ビジョン

 バスの中から撮影したので少し見づらいですが、場所は吉祥寺駅のすぐ東側。中央線のガード横にある1階がパチンコ屋、2階から上が「オデヲン座」などの映画館になっている「吉祥寺東亜会館」です。街頭ビジョンはこのビルの壁面ではなく、2階の張り出し部分に設置したようです。

 なんとなく、そろそろできてしまうんだろうな、という気はしていました。吉祥寺は数年前にJRの駅ビルが新しくなり、今年のGW前には井の頭線のビルも改築され、派手派手しい商業ビルになってしまいました。いかにも街頭ビジョンがあって当たり前の街――という雰囲気はむんむん充満していたので。
 ただ、できるとすれば今後もいろいろなチェーン店の進出が予定されているらしいので、それらが新築のビルを建てたときに仰々しい大型ビジョンが付いてくるんだろうな、と思っていたのですが、第1号が昔からあるパチンコ屋だったとはねえ。目の前にある井の頭線のビルの開業に便乗した、というところなんでしょう。

 バスの中からこの街頭ビジョンが見えたとき、「ああ、やっぱりか」とがっかりすると同時に「映像を流しているだけで、音を出していなければいいのに」と思いましたが、そんな甘い期待はするだけ無駄でした。すぐ、バスの中にいてもかすかに聞こえてくるくらいの音量で、音楽が聞こえてきたからです。

 都心なら新宿や渋谷、多摩地区なら立川のような大繁華街にある大型ビジョンは、どこもガンガンガンガンやかましい音を鳴らしていますが、例えば西武池袋線ひばりヶ丘駅前のパチンコ屋のビジョンは、映像は流しているものの音は出していません。
 吉祥寺でも、せめてそれくらいの配慮をしてくれればいいのですが、このパチンコ屋の経営者には、そんな気持ちはさらさらなかったようです。

 率直に言えば、写真を見ればわかる通り、この街頭ビジョンのサイズは「大型」ではなく「中型」くらいです。また、バスを降りて(停留所がこのビジョンの目の前だった……)音を聞いた(聞かされた)ところ、新宿や渋谷のビジョンほど大音量というわけではありませんでした。
 でも、道行く人に「この放送を聞け!」と、誰彼かまわず強制する街頭ビジョンができてしまったことは事実。どうせこれをきっかけに、吉祥寺の街はますますやかましくなるんでしょう。

 街頭ビジョンがなかったとはいえ、吉祥寺は今までだって十分「うるさい街」でした。

 駅前の「平和通り」はスピーカーからBGMを流し、ヤマダ電機やマツモトキヨシの絶叫呼び込みは常軌を逸し、この二つの店舗がある商店街「ダイヤ街」はエンドレスで音楽を流し続けています。ヨドバシカメラの呼び込み、東急横の宝くじ売り場の宣伝放送、駅西側の信号の「左右をよく見て渡りましょう!」という、私の行動範囲の中で最も「人をバカにした」大音量のご注意放送には気が狂いそうになります。この信号の横にある靴屋「SteP IN SteP」が店頭で流しているやかましい音楽は、もはや暴力です。

 丸井の前では必ずと言っていいほど、何かを売るためにキーキーギャーギャー放送しているし、「オッサレーな街」なんて言われる東急裏にも、店頭でガンガンガンガン大音量の音楽を流す下品な店がいくつもあります。サンロードの入口や元伊勢丹のコピス前、南口のバスが入ってくる狭い商店街あたりは、客引きやビラ配りの絶叫と通行妨害ばかりでまともに歩けないし、それらの状況は年々ひどくなる一方です。

 そこに街頭ビジョンができてしまったということは、もう歯止めがきかないでしょうね。どうせ今後、南口の商店街や北口のハモニカ横丁の再開発が進むんでしょうから、そのたびにスピーカーからの放送や絶叫宣伝が増え続けるのは間違いなさそうです。

 吉祥寺は、すぐ近くに井の頭公園があるという恵まれた環境です。そういう立地だからこそ、「モノを売るためなら、絶叫しようが大音量で宣伝を流そうが、何したっていいんだよ!」なんて幼稚な考えはやめて、もう少し落ち着きのある大人の街を目指して他の繁華街と差別化する、そんな発想はできないものなんでしょうか。
 いくら箱を変えたって、ただやかましいだけのどこにでもある街に成り下がるだけじゃ、何も新しい魅力は生まれません。
 ま、別にどーでもいいですけど。

カテゴリ:武蔵野市
吉祥寺「平和通り」の音楽騒音
吉祥寺で、新たな商店街騒音を「発見」してしまいました。

10月の末頃に駅の北側、ロータリーからパルコ前へ続く通りを歩いていると、どこからかひときわ大きな音でジャズ風の音楽が聞こえてきました。「いったい、どこの店が鳴らしてるんだ」と思いながら周囲を見渡しても、音源がまったくわからない。心の中で「気にしない、気にしない」と念じながら歩いていたのですが、いつまでたっても追いかけてくるように耳に飛び込んでくるので気に障ります。「おかしい」「まさか」と思い上を見ると、案の定、商店街全体にスピーカーが設置されていて、ジャズはそこから流されていました。

私は2、3カ月に一度ぐらい吉祥寺に行くことがあり、この駅前の通りも今までに数え切れないほど歩いていますが、商店街全体でこんな音楽を流していることに気づいたのは、そのときが初めてでした。今までまったく気がつかなくて、この日だけ耳に入ってしまったとはちょっと思えない。イベントなどの理由があって、たまたまこの日だけ音楽を流していたということも考えにくいのですが……。

この通り(今回、「平和通り」という名前の商店街だということを知りました。そして商店街全体にスピーカーが設置されていたことにも、初めて気づきました)は、8月の下旬にも歩きました。そのときはこんな音楽が流されていなかったと思います。それから2カ月の間に、どこかの誰かが「通り全体に音楽を鳴らしてやろうぜ!」なんてよけいなことを決めたのでしょうか?

頼むから、やめてくれないかなあ。
私は飲食店や小売店などが「店の中」でBGMを流すこと、それ自体には反対しません。日本の「店」のBGMはあまりにも大音量でけたたましいものが多く、音楽以外にも平気で押しつけがましいCMを流したり、店員が絶叫したり、過剰な挨拶を繰り返したりするのでうんざりしていますが、それでも雰囲気作りのために店が音楽を流すことそれ自体をやめろとは言いません。
ただ、「商店街全体で」となると話は別です。

「店の中で音楽を鳴らすのは、基本的には経営者の好きにすればいいと思うよ。その音が嫌なお客さんは、ほかの店で買い物をすることもできるんだから。でも、商店街そのものっていうのは特定の店のお客さんだけじゃなくて、通勤のためとか買い物以外の用事とか、いろんな目的を持った人が通る公共の空間だよ。そこで音楽を流すなんて、人様に『この曲を聞け』と強制してるだけじゃん。聞きたくない人にも音楽を無理強いするような野蛮な行為はやめようよ。それが大人の街ってもんじゃないかな」

平和通り商店街の関係者には、こんな「まっとう」な考えを持つ人が一人もいないんでしょうか。
この通りを日常的に歩いている人にも、こんな音楽が始まってしまったことを「おかしい」とは思う人は一人もいないのでしょうか……。

吉祥寺は、今、井の頭線の駅ビルを改装中で、さらにユニクロやヤマダ電機の新店舗など、「騒音上等!」な店が続々と進出してくるそうです。
私は吉祥寺の唯一の取り柄として、以前のエントリーで「この規模の街にしては、大型ビジョンがないこと」と書きましたが、この様子ではそれもどうなることやらという感じです。きっとこれからは、街全体の「騒音合戦」がますますエスカレートする一方なんでしょう。本当に先が思いやられます。

追記

このエントリーを書いて1カ月後、また吉祥寺に行ったのですが、そのときはこの「平和通り」から、小さめの音でイージーリスニングのBGMが流れていました。

それで気づいたのですが、もともとこの通りには、なんらかのBGMが常に流されていたと思います。ただ、ここはバスのエンジン音や走行音、各商店の音楽や店員の絶叫呼び込み、宝くじ売り場のけたたましいアナウンス、もちろん歩く人たちの話し声などが入り交じって、それでなくても暗騒音の高い通りなので、「普段からBGMが流れていた」ことに、私自身が気づかなかったんでしょう。
その暗騒音の中から、たまにイージーリスニングが聞こえてきて、「いったい、どの店の音楽だろう」と不思議に思ったことが、今までにも何度かあったのを思い出しました。

この10月の下旬の日だけ、ひときわ大きな音でジャズが流れていたのがなぜなのかはわかりませんが、これ以上、あの通りで「音楽騒音」を垂れ流さないでほしい。
まあ、そうは言っても、今(11月下旬)、駅前のロータリーにはクリスマスの大きなモニュメントが建てられていて、そこからかなり大きな音で「なんだか変なポップス」が流されています。
これが毎年のことだったかどうかは覚えてませんが、こういうことは本当にやめてくれないかなあ。どうして日本人って「音を押しつけること」が、こんなに好きで好きでたまらないんでしょうか……。

私が今、一番願っているのは、吉祥寺のメイン商店街である「サンロード」だけは、頼むからこのまま音楽やアナウンスなどを流さない場所でいてくれ、ということです。
あの商店街はただでさえ、それぞれの店から漏れてくる音楽や店員の呼び込み、客引きなどでうるさい通りですが、商店街全体で音楽やアナウンスを流していないことだけが取り柄。そこによけいな「音」まで加わったら、もう吉祥寺で歩ける商店街がなくなってしまいますから。
商店街騒音の中でも、音が反響しやすいアーケードの商店街で音楽やアナウンスを流されたら、もう最悪です。

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吉祥寺もろくでもない町だ
武蔵野市をほめているのは、あくまでも「防災無線の騒音は他の町よりマシ(らしい)」からなのですが、久しぶりに半日ほど吉祥寺周辺をうろうろして、やっぱり日本なんて、どこに行ってもろくでもない町ばかりだなあと思いました。

●吉祥寺駅はただいま大改装中。そのため駅内外のあちこちに、ハンドマイクを持った係員が立って「あっちへ行け、こっちを歩け」と叫び続けていました。
まあ、音量は「生の声に毛が生えた程度」で、それほどひどくはなかったのですが、ならばなぜ、ハンドマイクなど使わずに生の声で案内をしないのか、まったくわけがわかりません。

●ビルの2階にある「大戸屋」に入ろうとして、階段の壁に貼ってあったメニューを眺め、どれを注文するか決めたので入ろうと思っていたところへ、上から店員が私に向かって「ざっしゃずぅええええええええーーーーー!!!」と絶叫。
おそらく、まともな日本語に訳すと「いらっしゃいませ!」という意味なのでしょうが、まるで獣の雄叫びとしか思えないわめき声を聞かされ、一瞬にして入る気持ちが失せそのまま立ち去りました。

●駅横(パルコ側ガード下)の信号は、「幼児専用信号」なのでしょうか? 
信号で聞きたくもない「とおりゃんせ」が流されたり、「ピヨ、ピヨ」というわざとらしい鳥の鳴き声が流されたりするのに、もはやいちいち文句をつける気力はありませんが、この信号は青になるたび、「信号が青になりました。左右をよく見て渡りましょう」という、おせっかいなご注意放送を繰り返していました。
盲人のための案内音として「信号が青になりました」まで流すのは理解できるとして、なぜ、老若男女すべての人間に向かって「左右をよく見て渡りましょう」などと、幼児に言って聞かせるようなアナウンスをする必要があるでしょう? なぜ、世の中はこんな放送で「幼児扱い」されても平気な人々ばかりなのでしょう? もしかして日本という国は、「道路を渡るときは左右に注意しながら渡る」という当たり前の行動が、20歳になろうが70歳になろうが身につかない、幼児ばかりで構成されているからなんでしょうか?
この信号、ずっと以前はこんなアナウンスは流れていなかったと思いますが。

●駅南口の狭い通りを走る京王バスからは、「バスが通ります、ご注意ください! バスが通ります、ご注意ください!」のアナウンス連呼を聞かされました。これも以前にはなかったような気がします。
トラックなどの「左に曲がります(右に曲がります、バックします)、ご注意ください!」も同じですが、「注意するべきは、運転手であるあんたのほうなんだよ!」
こうした車からのご注意放送も、増え続ける一方でたまりません。

●サンロードは、昔から「あの規模の商店街にしては、BGMを鳴らしていないのは取り柄」、ただし「店の絶叫呼び込みや店舗内から響くBGM、『歩きタバコはやめましょう』などの公共放送、そしてチラシやティッシュ配りがうっとうしいんだよなあ」という印象でしたが、それは何年経ってもあまり変わらないようです。
それに、サンロードは商店街としてはBGMを流していないようですが、その周囲の別の商店街、特にヤマダ電機やマツモトキヨシのある通りは大音量のBGMを流しているので、絶叫呼び込みの連発と相まってとてつもないうるささです。私はサンロードなら、それほど苦痛を感じずに歩くことができますが、ヤマダ電機の通りだけは歩けません。絶対に避けて通るようにしています。
ヨドバシ店頭のキチガイじみた音楽や絶叫は相変わらず。サンロードの入口や、伊勢丹(今はコピスとかいう商業ビルになっているようですが)前の広い通りの絶叫呼び込みやしつこいチラシ配りも、どんどんひどくなっているように思います。
東急の横にある宝くじ売り場のスピーカーも、異様なまでにうるさい。
あえて言えば、吉祥寺はあれくらいの規模の町にしては、大型ビジョンが見当たらないのが唯一、いいところだと思いますが、果たしていつまでその状態でいられるのか……。

●駅ビル「ロンロン」(名前が変わったか?)の食品街の呼び込みのうるささも、印象はあまり変わりません。ロンロンに限らずスーパーの食品売り場やデパ地下というのは、行くたびにまるで動物園のようだと思います。

●いつの間にか、ロフトの店員がしつこい「人間自動ドア挨拶」をするようになっていて、がっくり……。なぜ、品選びをしている客にすれ違うたび「しゃーせーしゃーせー」と声をかけ、わざわざ買い物の邪魔をしようとするのでしょう???

●最も腹が立ったのは、市のゴミ回収車です。武蔵野市のゴミ回収車が、キンキンと甲高い音楽を鳴らし、しかも音楽にかぶせてイベントか何かのお知らせ放送まで流しているのに初めて気づきました。
遭遇したのは駅前だったので、放送は周囲の暗騒音にある程度かき消されているはずなのですが、それでもかなりの音量で流れていました。あれを住宅地で、しかも1日に何回も繰り返し聞かされたら、私ならたまりません。
「武蔵野市は防災無線の騒音がそれほどひどくない」といっても、ゴミ回収車があの始末ではとても住みたくないですね。

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■プロフィール

Author:H・K
市民グループ「静かな街を考える会」会員H・Kのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

下記の「カテゴリ」から、気になるテーマを選ぶと読みやすいと思います。また「ブログ内検索」で検索すると、その言葉の含まれたエントリー一覧が表示されます。

「静かな街を考える会」については、このブログのトップエントリーで簡単にご説明しています。詳しくは「静かな街を考える会」のホームページをご覧ください。

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