みずほ銀行の店舗はやっぱりカオス
 ここ数年の間に腹が立ったスピーカー騒音のうち、モニターからの宣伝放送について。小ネタですが。

 ●私がよく利用するみずほ銀行の無人店舗は、天井のスピーカーから音楽を流し、さらに壁にもスピーカーを取り付けて、「振り込め詐欺に注意しましょう!」とエンドレスで放送していました。
 ところが2年近く前、急に振り込め詐欺注意放送がなくなり、やがて壁のスピーカーそのものが取り外されました。もう一つ耳障りなATMの操作音はピッピピッピとうるさいけど、フロアに流れるのが音楽だけになったのは嬉しいわい。そんなふうに一時は喜んでいたのですが――やっぱり甘かった。
 数カ月後、「店の入り口のすぐ内側」に液晶モニターが置かれ、「道路を歩く人に向けて」商品のCMを放送しながら「音声も」流し始めたからです。

 店内にモニターを置いて外向きに映像を流すのは、いまどきしょうがないかとあきらめます。バカでかいサイズの映像と大音響で町の環境を乱す屋外の街頭ビジョンと違って、32型くらいの液晶モニターから流れる映像(のみ)を外から見えるようにするだけなら、あれこれ言いません。
 でも、なんでわざわざ音声まで流すかね。モニターは「店の中」にあるんだから、音を出しても外には聞こえません。逆に店の中はスピーカーの音楽とモニターの音声(とATMの操作音)が入り混じって、振り込め詐欺注意放送が流れていたときと変わらないカオスな状態に戻ってしまいました。
 おそらく、「店の中にいる客には映像を見せられない(モニターは店の出入口にぴったりくっつけて設置しているから)けど、少しでも宣伝効果を上げてーし音声だけでも聞かせてやるぜ!」という腹づもりなんだろうけど、それならせめてスピーカーの音楽は切って欲しい。音声か音楽かどちらか一つにして欲しい。

 みずほ銀行がこの宣伝を始めてから、私は街でみずほの店舗を見かけると、ときおりチェックするようになったのですが、かなりの店で同じようにモニターを置いて音声も流しているようです。心の底からうんざりしますが「映像はともかく音は消してくれ。客が落ち着いてATMを操作できる店にしてくれよ」と頼んだところでどうせ無駄だろうし、今のところ何も言ってません。

●一昨年だったと思いますが、腕時計の修理をしてもらうため、東京・有楽町にあるセイコーのお客様相談室に行きました。
 ちょっとしたホテルのロビーのようなこの場所の雰囲気を台無しにしていたのも、やっぱりモニターからの宣伝放送。ソファのすぐ横に20型くらいのモニターがあり、ダルビッシュが出ている時計のCMが流れていました。

 客はこのソファで待っている間、テレビで放送しているのとは違うロングバージョンのCMを、耳元で何度も何度もエンドレスで聞かされます。私はなんだかんだで20分くらいいたので、十数回は同じCMを頭の中に刷り込まされました。

 映像なら目を向けなければ見えないけれど、音は嫌でも耳に入ります。せっかく、それなりの高級感(というと大げさだけど)があるセイコーのお客様相談室ですら、なんの疑問もなく同じCMを、繰り返し繰り返し流し続ける無神経さには、ほとほと呆れてしまいました。映像はともかく音は切っておくとか、モニターはソファから離れたところに設置して音量も最小限に絞るとか、せめてそれくらいの配慮はできないのか。

 まあ、銀行のATMを利用するのはせいぜい5分くらいだし、セイコーのお客様相談室に行くことなんてこれから先、あるかどうかわからないので、それ自体はどうでもいいやと思うしかありません。どちらもモニターやスピーカーを路上に出して、公共空間で音を垂れ流しているわけじゃなし、店の中がうるさいで済んでいるだけましだと考えるしかないのかもしれません。

 でも、こうした押しつけがましさや鈍感さは、スーパーやドラッグストア、家電量販店などのキチガイじみた宣伝放送と同質のものです。どこへ行っても「あれ買えー! これ買えー!」と無理やり聞かせ、聞かせられても平気な顔をしている大多数の人たちの神経は、いったいどうなっているのか相変わらず不思議です。

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遠くても行くぞ「ヤマザキショップ」
 「うるさい店」や「しつこい店」を避け、できるだけ「静かな店」を利用するようにしています。私に言わせれば「静かな店」というより、「普通に買い物をさせてくれる店」を探しているだけなのですが。

 チェーン店より個人商店のほうがまし、というのは全体的な傾向としてはありますが、たとえ個人商店でも「やかましい店」は増える一方です。
 パン一つ買うにしても、神戸屋やリトルマーメイドのようなチェーン店に行くと、けたたましいBGMと「いらっしゃいませどーぞごりよーくださーーーーい!」「ただいまおすすめのなんとかパンが焼き上がりましたどーぞおためしくださいませええええええええええ!」といった甲高いアニメ声を延々聞かされてうんざりしますが、個人商店でも似たような奇声を上げ続ける店がどんどん増えています。
 「~させていただきます!」「~でよろしかったでしょうか?」というような過剰にへりくだった表現を連発して、かえって人をいらつかせる店も、チェーン店か個人商店かを問わず増えるばかり。そういう店にはできる限り行きません。

 最近、「ヤマザキショップ」が、意外といいじゃんということに気づきました。
 ヤマザキショップは山崎製パン傘下のコンビニ……とばかり思っていたのですが、同時に展開している通常のコンビニ「デイリーヤマザキ」とは違って、個人商店に近い業態でオーナーの裁量がかなり広く、接客もあまりマニュアル化されていないようです。
 これまでは営業時間が短かったり、見るからに店の規模が小さかったりするので利用したことがなかったのですが、うちから2kmほど離れたところにあるヤマザキショップに行ってみると、「とりあえずパンや弁当をてきとーに」という程度なら、コンビニやスーパーよりずっと快適に買い物ができることがわかりました(私にとっては大発見ですほんとに)。

 店内では、レジの横に置いてあるラジオが鳴っていましたが、それほど大きな音量ではなかったし、まったく気になりません。ただ買い物に行っているだけなのに、必要以上の大音量でBGMを聞かせて、人の感情を無理やり揺さぶろうとばかりする最近の店と比べれば、ずっとまともです。
 何も音がないところで店番をしていたら店員だってつまらないだろうし、軽くラジオをつけるぐらい全然かまいません。

 店に入ったときには店員が「いらっしゃいませー」と言いますが、これもキーキー猿のような声を張り上げるわけじゃなし、まったくノー問題。まあ、客が入ってきても無言で「いらっしゃいませ」一つ言わなかったら、それはそれでおかしいわけですが、「いらっしゃいませこんにちはあああああああああ!」「いらっしゃいませこんにちはあああああああああ!」「いらっしゃいませこんにちはあああああああああ!」の連呼を嫌というほど浴びせかけられる最近の店にうんざりしている身にとっては、シンプルに「いらっしゃいませー」とだけ言ってくれる店は、それだけでありがたいです。

 こちらが買い物をしている最中は、余計な「声がけ」もせず放っておいてくれるし、レジで精算するときも、スーパーやコンビニのように、客に対して怯えきったような表情(あるいは完全にロボットのような無表情)で、無茶苦茶な敬語を使ったり、まるで土下座しているかのようなへりくだり表現を連発したりするわけでなく、「お箸、要ります?」なんて調子で「普通」に接客してくれます。「昔ながらの食品スーパーのおばちゃん」的な対応です。
 そうなると、こちらも自然に「どうも!」なんて言って店を出る気になるし、お互い気持ち良く買い物ができるわけです。コンビニのように店員が「●●円のお返しですありがとうございましたまたごりようくださいませええええええええ!(次の客に)いらっしゃいませこんにちわあああああああああ!」と、のべつ幕無しに叫び続ける店では「どうも」なんて言いようがないし、言いたいという気持ちにすらなりません。

 まあ、ヤマザキショップは一般のコンビニよりはるかに小さく品揃えも少ないのですが(もちろん、コピー機だのATMだのもない)、ちょいとパンや弁当を買いたいというだけなら十分使えます。うちから200m先にはローソンがありますが、あんな「うるさい店」なんか無視して、2km離れていても自転車漕いでヤマザキショップに行きますね。
 山パンのグループだからパンを値引きしていることも多くて、意外とお得だし。

 「山パンのパンがおいしいかーっ!?」と言われればそれはまた別の話なのですが、「そんなことより、イライラせずに買い物がしたい」という私のような人間にとっては、とても助かる店です(もちろん、店舗によって違いはあるのでしょうが)。

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「ガキ使」に出てきた異様なステーキ屋
 テレビを見ていて、あまりにも驚き呆れたことがあるので、ざっくりと書き殴ります。

 たまに見ているダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで!!」で、赤坂見附のステーキ屋が出てきました。何が驚いたってその店の店員が、口に(たぶんプラスチック製の)防毒マスクのように大げさな「防具」(としか言いようのない奇妙なもの)を着けて接客していたことです。
 番組中の会話からすると、この透明な防具は「客や料理に店員の『唾』が飛ぶのを防ぐため」に着けているらしいのですが……なんなんでしょうか、あの異様な接客風景は。

 「今日は風邪気味だから」とか「インフルエンザが流行っているから」とか、そういう理由で店員がマスクをするならわかります。私だって、店員がゴホゴホ咳をしながら出てきたら、「マスクぐらいしろよ」「つーか仕事休めよ」と思います。
 でも、病気にかかっているわけでもない健康な店員が、通常の接客をしているときに飛ぶ「見えないレベルの唾」まで、プラスチック製のものものしい「防具」をつけて神経質に防がなければならない理由って、なんなのでしょう。

 店員全員があんなマスクで接客している(わけだよなあ)店が世間に受け入れられているということは、店の「ほんのわずかでも、客(料理)に唾を飛ばしてはならない!」と、客の「店員の唾がちょっとでも飛ぶと不潔だから防げよ!」という、互いに過剰な清潔意識がマッチした結果なのでしょうが、他人の「見えない唾」まで、まるで世界を滅ぼす病原菌のように「徹底排除」しなければ気が済まない感受性って、異様としか思えないのですが。
 店員も客も、こういう店をおかしいと思わない人たちというのは、普通のラーメン屋やレストランは「とても不潔で入れないよ!」となるんでしょうか?

 もし、私がその店で働くことになったとしたら「私は病原菌じゃありません。歯磨きぐらい毎日してるし、普通の接客をするのにこんな防具は必要ないですよ」と反発するでしょうね。だって、あんなものを着けろと強要されるのは「お前は病原菌だ!」と言われるのと同じですから。
 逆に客としてこの店に行ったら、「こんな防具を着けているのは、なぜだろう。もしかするとこの店員は伝染病にでもかかってるのか? 昨日飲み過ぎて今にもゲロを吐きそうな状態で接客してるのか? 口の締まりが悪くていつ涎を垂らすわからないとか? そんな店で飯を食う気になれないから今すぐ出よう!」と思いますね。

 こんな「見えないレベルの唾」まで徹底排除しないと気が済まない日本人の行き過ぎた清潔意識は、「あまり潔癖になりすぎると、かえって病気への抵抗力が低くなる」と一部で問題視されているようです。医学知識は皆無なので断言することなどできませんが、私も素人なりにこの意見には納得できます。
 赤坂見附のステーキ屋がやっていることは、「徹底して清潔であらねばならない」という「潔癖病」が進みすぎた、典型的な「現代病」の一つじゃないでしょうか。

 そして、清潔がどうのこうのというよりさらに問題なのは、「口を大げさな防具で隠した店員が、表情だけはニコニコと接客する」その「光景」が、あまりにも異様だということです。

 「口」というのは、人間が感情を表現する器官です。言葉を発するところだからというだけでなく、楽しいことがあれば「口を大きく開けて笑い」、悲しいことや口惜しいことがあれば思わず「口を歪めてしまう」というように、その形や動きも「表現」になる器官なのです。
 確か心理学の実験でも、実は「目」より「口」の動きや形のほうが、その人の心理状態をよく表しているという結果があったように思います。

 この店の「防具」は透明なものでした。だから、プラスチックを通して口の形や動きは見えるようです。でも、見えていればいいというものでもないでしょう。
 店員の「口」を防具で隠す、つまり(一応見えているとしても)店員と客との間にプラスチックという無機質な素材で「壁」を作り、わざわざ壁を作っているのに露出している目の表情だけは「ニコニコ」と接する――。
 そんな完全にアンバランスで人間性を欠いたこの店の接客風景を見て、私は大げさでなく「口が歪んで」しまいました。

 「お前の口は病原菌だ。見えようが見えまいが絶対に唾を飛ばさないよう、防具を着けて接客しろ」と要求する店主も、そこまで人をバカにした要求をされてニコニコ接客する店員も、そんな珍妙な様態の店員が出てくる店で「なんか変だなあ」とも思わず飯を食う客も、私は「おかしい」と思います。
 「おまたせしました」だの「こちらが和風ソース、こちらがデミグラスソースです」だの、ごく普通の短い会話をするだけで「唾が飛ぶ! 汚い!」と神経質になる人たち。本当に、この国の人たちは「他人の存在の何から何までが、嫌で嫌でしょうがない!」みたいですね。

 きっと、この店と同じようなことをする店は、これからどんどん増えていくんでしょう。飲食店だけでなく、スーパーやコンビニなどにも広がって、いずれはどんな店でも店員が、半導体工場で働く人みたいに、全身を完全防菌したスーツで接客するようになるのかもしれません(だって、他人って汚いもん!)。
 会話はもちろん、顔をヘルメットで覆うからすべてマイク越しで。それ以前に、店員だけでなく客も「病原菌」を持ち込まないようにすべきだから、店に入る前に除菌シャワーを浴びる必要があるでしょうね。あ、そんなことよりもまず、客も店員も風俗店みたいに、必ずイソジンでうがいすべきなんじゃないの? だって、他人って汚いもん!

 「見えない唾」レベルが気になるというなら、いっそそこまでやればいい。ああ面白い。そしてバカみてえだ!
 この国の人たちは、いったいどこまで「人間らしさ」をなくしていけば気が済むんでしょうか。

 ちなみに、フリートークで松本人志が言っていた「こちらのお席へどうぞ」とマニュアル通りに強制する、融通の利かない店に腹が立つという話は私も同感。でも、今はどこへ行ってもそんな店ばかりじゃないですかねえ。
 その後の「居酒屋で精算した後、日本酒を頼んだら650円請求された。10万円ぐらい使ったんだからそれくらいサービスしろや!」というエピソードは、ちょっと微妙だなーと思いましたけどね。

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スーパーの大音量BGM&しつこい挨拶をやめてもらえた
 いろいろな場所で、「うるさいです」「しつこいです」「そのアナウンス、やめてくれませんか」「いったい、なんの意味があるんですか」「人をバカにしてるだけですよ」「もっと音量を下げても大丈夫でしょう」「何もできない子供のように扱われ、スピーカーからああしろこうしろと言われて我慢できるわけありません」「なぜ、この音楽を強制的に聞かせられなければならないんですか」などなど、怪物くん(昔のアニメ)のオープニングのように「うるさーい!」と言い続けています。

 毎日毎日……とはいきません。最近は平均すれば週1回にも満たないと思います。
 疲れてしまうのでなるべく文句は言いたくない。だから、行けば確実に不愉快になるファミレスやファーストフードは、もう何年も利用していません。スーパーも「ここなら、なんとか我慢できる」という店に絞って買い物をするし、電車にも極力乗りません。
 先日は、新宿から牛込柳町まで大江戸線に乗ればあっという間なのに、往復6㎞の距離を歩いて移動しました。都心へ行くのに電車を使うのは仕方ないとして、山手線内ではJRと東京メトロ、都営地下鉄にはできるだけ乗らないようにしています(バスも嫌)。

 「うるさい」と言って、状況が良くなることはほとんどありません。こちらの苦情や意見を汲み取ってもらえる可能性は、10%どころか5%以下でしょう。それでも、たまには「言ってよかった」という結果になることもあります。
 最近では、2軒のスーパーで「音」を小さくしてもらうことに成功しました。

 うちから自転車で20分以上かかるところにある某スーパーは、去年から買い物に行くようになりました。あまり知名度はありませんが、それなりの規模のチェーン店です。
 「こんなところにスーパーが!」と入ってみると、BGMの音量が比較的小さくて、売り場に液晶モニターやスピーカーも(1台しか)なく、店員がフロアで「しゃーせーーーーー、しゃーせーーーーー」と、鬱陶しい「すれ違い挨拶」「人間自動ドア挨拶」を繰り返すことも(あまり)なかったので、これはいい店を見つけたとうれしくなり、遠いけれど月に二度か三度は買い物に行くようになりました。

 ところが、何回か通ううちに、BGMの音量がどんどん大きくなっていくのに気づきました。それが気のせいということは絶対になく、私でも我慢すれば買い物ができる店内だったのに、いつの間にかうるさくて、うるさくて耐え難い店になってしまいました。

 そこで、「お客様ご意見箱」に「静かで買い物がしやすい店だったのに、最近、BGMの音量が大きくなっていませんか。カラオケボックスじゃないんだから、こんなに大きな音楽を鳴らす必要はないと思います。元の音量に戻してください」と書いて投函。
 すると、次に行ったときには音量が下がっていました。その後、何度か利用していますが、今のところ「我慢できる」状態が続いています。

 その店は、客が「ご意見箱」に投函した意見に、店が返事を書いて貼り出すという仕組みにはしていないようなので、なぜ、急にBGMが大きくなってしまったのかわかりません。私の「意見」を聞いて小さくしてくれたのかどうかもわかりません。もしかすると「たまたま」音量が大きくなって、「たまたま」小さくなっただけなのかもしれません。
 以前、別のスーパーで同じ指摘をしたところ、「有線放送の設備を入れ替えたときに音量が大きくなってしまったようだ」と返事があり、すぐに小さくなったこともあるからです。

 本当は、BGMの音量が元通りになったらそれで満足かというと、そうでもありません。できればもっと小さくしてほしいし、「盗難防止のため、自転車のかごにはネットをかけましょう」なんて、買い物とはなんの関係もなく、十把一絡げに人を子供扱いするおせっかいアナウンスも一切やめてほしい。
 レジでこちらがポイントカードを手に持って出しているのに、それを見ずに「ポイントカードはお持ちでしょーかあーーー」と機械的に声を出す(いかにも日本的な)バカ接客もやめてほしい。

 でも、あれこれ言うときりがないので、とりあえずBGMが元通りになり、「なんとか我慢できる」店に戻っただけで良しとするしかありません。何を言おうが一切無視するイトーヨーカドーやイオン、ダイエーなどと比べればはるかにましです。

 別の某大手スーパーは、BGMやアナウンスは我慢できる範囲なのですが、店員の「いらっしゃいませーーー。どーぞご利用くださいませええええーーーー。いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませ。いらっしゃいませ。いらっしゃいませーーー。どーぞご利用くださいませええええーーーー」と、延々続く「すれ違い挨拶」「人間自動ドア挨拶」が行くたびにエスカレートして、とても耐えられない店内になってしまいました。
 先日、我慢ができなくなったので、ひときわ甲高い声で「いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー」と繰り返していたおばちゃんに直接、苦情。

 「あなたは今、品出しをしながら商品棚に向かって、いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。と繰り返してましたけど、いったい誰に言ってるんでしょう。挨拶というのは人の顔を見てするものなんだから、あなたのやっていることはかえって失礼な行為だと思いませんか? 同じ客と何度すれ違ってもいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。と繰り返すのも同じです。私はもう、あなたのいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。をさっきから20回以上聞かされてますよ。それって変だと思いませんか? あなた以外の店員さんもいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。としつこいから、たった15分店内にいるだけで、何十回もいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。と聞かされてるんです。あのう、スーパーの場合、どうせレジで会計をするときにいらっしゃいませ、ありがとうございました。と言ってくれるんだから、わざわざフロアでいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。と連呼する必要なんかないと思うんですけどね。『今買え、すぐ買え、さっさと買え!』とせき立てられているようで不愉快ですよ。もっと静かで、落ち着いて買い物ができる店内にしてほしいです。『あの商品はどこですか』なんて聞いたとき、丁寧に接客してくれるのはありがたいけど、機械的にいらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。と連呼するのは、むしろ人に対して無礼な行為だと私は思うんですがどうでしょうか」

 このときの店員のおばちゃんは、私の話したことを理解してくれたような気がしました。
 だいたい、こういう話をして「確かにそうかも……」と思ってくれたか、「きちょーなごいけんありがとーございましたー」と上っ面で返事をし、実際は右の耳から左の耳に素通りしているだけ(イトーヨーカドー! ビッグエー!)かは、表情でわかります。
 このおばちゃんは「ええ、ええ」と考えながら相槌を打ち、真剣に聞いてくれたことが態度からなんとなくわかりました。

 「もし、私の意見を『そうかもしれない』と思ってくれたら、ぜひ、店長さんも含めてみなさんで考えてみてください。それでしつこい挨拶の連呼をやめてくれればありがたいです」

 そう言って帰った数日後、またその店に行ってみると、「いらっしゃいませーーー。どーぞご利用くださいませええええーーーー。いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませーーー。いらっしゃいませ。いらっしゃいませ。いらっしゃいませーーー。どーぞご利用くださいませええええーーーー」の連呼がなくなっていました。
 3回ほど行っても、今のところはまだ、聞かされることなく済んでいます。

 この状況が、いつまで続くかはわかりません。BGMの音量が小さくなったり、しつこい挨拶が減ったりしても、すぐ元通りになってしまった……という経験は今までに何度もあります。
 それでも、私は私の言っていることが間違っているとは思わないので、元に戻ってしまったら何度でも言うしかありません。

 こういう大音量のBGMを流したり、おせっかいなアナウンスをしたり、しつこく機械的な挨拶を繰り返したりする状況を生み出している「元凶」は、「店」そのものではありません。
 こんなおかしな行為を当たり前のことだと信じて疑わず、「もっと音楽を聞かせて! アナウンスで注意して! お知らせして! 何度も何度も挨拶して私を喜ばせて! いい気持ちにさせて!」と(無言のうちにでも)要求する大多数の人たちです。

 そういう日本人の意識が変わらない限り、所詮、個別の「音」にああだこうだ言ってもしょうがありません。そんなことはわかりきっているのですが、それでも「うるさーい!」と言い続けるしかありません。

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いらっしゃいあせこんちちわああああーーーーっ
 今日、コピーをとるためやむを得ず、コンビニに行ったとき。レジとフロアにいた3人ぐらいの店員が、けたたましい声で「いらっしゃいあせこんちちわああああーーーーっ」

 そして、ほかの客がドアから出入りするたび、レジに来るたび「いらっしゃいあせこんちちわああああーーーーっ」「ありがとうございあしたまらおこしくださいあせええええーーーーっ」
 コピーをとるほんの3分ほどの間に、何度「いらっしゃいあせこんちちわああああーーーーっ」「ありがとうございあしたまらおこしくださいあせええええーーーーっ」と聞かされたかわかりません。
 もちろん、私が外に出るときも「ありがとうございあしたまらおこしくださいあせええええーーーーっ」

 そして5秒後、釣り銭をとるのを忘れたことに気づいたので、ふたたびドアを開け中に入ると「いらっしゃいあせこんちちわああああーーーーっ」
 少なくともドアの近くにいた店員は、5秒前に私の顔を見ているのに。

 10秒後、釣り銭を持ってドアを出ようとすると、また「ありがとうございあしたまらおこしくださいあせええええーーーーっ」

 別に、オチのようなものはありません。ただ、どこに行ってもこんなアホらしい行為が当たり前のことになってしまっている日本の社会を、ひたすら軽蔑するだけです。

 まあ、こんなとき一度でいいから「おれが釣り銭を忘れたのは、『ツリセンノオトリワスレニゴチュウイクダサイ』って言ってくれなかったからだぞ! コピー機も店員もなんで注意してくれないんだ、やさしさがないじゃないかあ!」なんて、言ってみたいものです。気持ちいいだろうなあ。新聞に投書しちゃおうか「やさしさ足りない日本の社会」。
 私はむしろ、店内のけたたましさに耐えきれず、一刻も早く外に出たくて釣り銭を忘れてしまったわけですが。

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■プロフィール

Author:S.B
市民グループ「静かな街を考える会」会員S.Bのブログ。日本の街にあふれるスピーカー騒音や絶叫騒音、うるさい接客、醜い景観などの問題について書き綴っています。

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「静かな街を考える会」については、このブログのトップエントリーで簡単にご説明しています。詳しくは「静かな街を考える会」のホームページをご覧ください。

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